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東北伴走者合宿@気仙沼を終えて

気仙沼での邂逅。教育に携わっていると必ずイメージするであろう教え子たちの数年後の姿。一緒に仕事して、おいしいお酒を飲み交わせるようになっていたらいいな。そんなイメージはいつやってくるのだろうと、日々の喧騒の中で横に置いてきていたもの。

だからこそ、その瞬間は意図せず偶発的に立ち現れる。ちょっとのよそよそしさと、その後にやってくる、何とも言えないじんわりとした嬉しさ。そして、ふと、あの頃から自分はちゃんと歩みを進めているだろうか、この子たちと引き続き、対等な関係の中で高めあえる存在足り得ているだろうか、って、自問自答する。東北伴走者合宿という名で2年ぶりに訪れた気仙沼は、そんな未来に今がぶつかり、過去を振り返りながら、また次の未来を構想する、とても活き活きとして、色で例えるならば、明るい緑色に溢れたような時間でした。

途中、東北の未来をたくさん対話した。震災から13年、フェーズは大きく変わってきていて、東北のみならず、全国に共通する少子高齢化の波にどう適応していくのかは常に問いとしてある。地方自治のあり方、また、自前主義を脱却して、いかに境界線を跨いで連携・協働していけるか。そんな未来の姿を構想していく中で、県境を越えて、これだけの数の人たちが想いを持ってこの場に集うことの可能性も感じて。

この合宿の最大のアウトプットは、10年越しに立ち上がったSlackコミュニティ。笑。これできっとまた何かコミュニティ同士が創発し合い、新たな動きがメキメキと生まれ出すことが何よりの楽しみ。東北に関わってきた一員として、自分も出来ること、色々と提案していきたい。

お菓子をもぐもぐ。卒業生たちと共に。改めて運営の皆さん、ありがとうございました😊お会いできなかった皆さんともまた会えればと。また来ます!

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