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県立高校魅力化ビジョンキックオフ勉強会からスタートした島根県教育委員会高校部会の話。

今年度も県立高校魅力化ビジョンキックオフ勉強会からスタートした島根県教育委員会の高校部会。この勉強会を主催する、県立高校魅力化ビジョン推進本部の事務局を、今年度も拝命しています。

本勉強会には、所属を越え、40名もの皆さんが参加してくれました。この1年間の更新情報があるとは言え、新任の方だけではなく、昨年度も参加してくださった方々も多く、その前のめりな姿勢にこちら側も背中を押されます。

学習する組織で言う共有ビジョンの設定は今年度、大きな節目を迎えようとしています。高校における新指導要領の完成年度ということで、その成果を問うとともに、次の3~5年間に向けた構想を練る大事なタイミング。

構想を練るにあたって、言わずもがな、一人ひとりの学習する意識である自己マスタリーを高めていくことは必須ですし、個々の洞察をチームで共有し、生成的な対話を通して更に深めていくチーム学習の要素は、この構想を本当に良いものにしていくにあたって、とても大切な観点だと思っています。

だからこそこの1年は、「学ぶ」ということを一つの軸にして、組織を前に進めていきたい。そして何よりも、関わる人全員でその過程を分かち合い、この時期に一緒の場所に入れて良かったよ、と、言い合えるような1年を過ごせたら本望だと思う。

教育委員会という組織は、異動の狭間にくるどこか借り暮らしの場所という認識があるからこそ、むしろその特性をとことん活かし、この借り暮らしの場所、踊り場に来たからこそ得られる経験があったり、エネルギーをチャージしたりする機会を様々な形で仕込んでいきたい。

今日の指導主事会でもそんな話をしてみよう。学びは成果を出すための大切な先行要因。

学習する教育委員会づくりの試行錯誤も4年目。自分にとっても節目の年でもあるので、積極的に仕掛けていこう。

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