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早く起きて、少し余白のある時間に本を読んでみて

先日から、夜のデジタルを減らしています。なかなか調子が良い感じです。21時以後はiPhone、iPadを触らないようにおやすみモード初めて設定。

デバイスを閉じた時間は、読み進めている本について、ほぼ日手帳にメモを取りました。簡単な絵を入れたり、メモから想起された事を横に書いたり。

デジタルを少し離れてみると、アナログも良いなと感じます。

23:00過ぎにベッドに入り、いつの間にか寝ていました。

朝早くにふと目が覚めたので、ポール・オースターの『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』を数編、読みました。

この書籍は、アメリカのあるラジオ番組に寄せられた、180編の「事実の物語」をポール・オースターが編集した書籍。



ある日曜の朝早くにスタントン通りを歩いていると、何メートルか先に一羽の鶏がが見えた。私の方が歩みが遅かったので、じきに追いついていった。十八番街で、鶏は南に曲がった。角から四軒目の家まで来ると、私道に入っていき、玄関前の階段をぴょんぴょん上がって、金属の防風ドアをくちばしで鋭く叩いた。やや間があって、ドアが開き、鶏は中に入っていった。

リンダ・エレガント
オレゴン州ポーランド

これは中でもごく短い物語。

どれも1ページから2ページで終わります。不思議な話から、笑える話、何も起こらない話まで、アメリカのどこかの誰かに実際に起こった事実の物語。読み進めると少し不思議な感覚になります。

朝早くに起きたので、少し余白のある時間を持てました。

こういうのも大事だなと感じました。


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