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【プレイ日記】クライマキナ/CRYMACHINA#1

©クライマキナ/CRYMACHINA | FuRyu
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SFの世界で贈られる百合×ダークファンタジーゲーム『クライマキナ』が、フリューさんより発売されました。


クライマキナは2018年に発売された『クライスタ』のシリーズ2作目となる作品です。
(クライスタは途中までプレイして挫折。
アクションがかなりアレだったので、そっちの方は苦手なわたしでも問題なくプレイできたんですが…。
なにぶんストーリーが重たすぎて無理だった…。)

姉妹作にあたる『Caligula-カリギュラ-』シリーズや、『モナーク/Monark』はストーリークリアまではやりました。

クライマキナはクライスタに比べるとアクション性が強化(改善)されているので、アクションが苦手なわたしがどこまでできるかわかりませんが、ストーリークリアを目指して頑張りたいと思います。

※ハードは「Switch」です。
スクショの画質が悪いのは使用です。
※SFモノは専門用語が多くて頭が痛くなるので、テンポ良くパッパと書いていきます。
※トリテニィ戦までは、体験版で撮ったものです。
今回はOPが流れるところまで書いてます。





『目覚め』



すべてを恨み──


この世のすべてを呪い──


生を終えたはずの少女は──天使と出会った。




死後の世界で出会った天使──否、機械の美少女エノアが言うにはここは少女レーベンが死んでから二千年経ったあとの世界。
『生きたい』なら従ってというエノアの言葉に従い奥へと進むと、機械兵ケルビムが立ち塞がる。
生命の危機。『生きたい』なら従えと言われ従った結果がまさかのコレ。
ケルビムとのチュートリアル戦闘後、今度はラスボス級の敵──第二神機エクレシア登場。



物語序盤で積んだ──からの救世主登場。
レーベンと同じ機械の身体の少女ミコトが現れエクレシアの攻撃からレーベンを庇う。
エクレシアの攻撃をある程度凌ぐと、第三の敵第六神機ロゴスとその眷属、第七神機ゾーエーが現れエノアを除いたみつどもえの戦いとなりその隙に脱出。




『本物の人間』



ラスボスラッシュのクソゲーからの脱出、逃げてきたのは植物園にある休憩所ような場所。
またはヨーロッパ風の屋敷の庭園か?

そこで改めて自己紹介。
車椅子の少女はアミ、レーベンの一個上の高校三年生。
大人しいお姉さんタイプの少女。




先程助けに入ったヒーロー、ミコト。
彼女も高校三年生で、かっこいいに信念を置いているイケメン女子。




さて、メインとなる人物達をチラ見せしたところで、彼女達の置かれた立場と、これから行う目的を説明しよう。

レーベン達が生きていた時代の世界では、発症すると確実に死にいたる病『離心病』が流行り総人口を2割以上減らすという驚異に襲われていた。
──が、人類滅亡の直接原因は資源問題の激化による世界大戦。
滅亡に瀕した一部の人類は、種の存続をかけて一機の宇宙船を打ち上げた。それがここエデン。
エデンには『神機』と呼ばれる、八機の自立進化する人工生命が搭載されており、神機たちは『人類再生』を目的に二千年かけて進化してエデンを拡張していった。

神機たちにはそれぞれ役割があり、役割に寄って姿もことなる。
第八神機であるエノアの担当は精神再生。
仮想世界の運営もしており、ここ『箱庭』も小さな仮想世界のひとつ。
その為、レーベン達は生前を再現した姿をしている。
(レーベン達はエノアの凄いプログラムで再現されたアンドロイドのようなもの。)

しかしレーベン達を創った事によりエノアは他の神機達から総攻撃を受けることとなる。
きっかけは統括担当の第一神機が原因不明のロスト。
統括担当がいなくなり神機も秩序もおかしくなり、その結果レーベン達を人間だと認めたくない神機達がエノアに対して攻撃をしかけていたのだ。




これからレーベン達が行うのは神機達の暴走を止め生き残ること。
その為にはエデンのシステムに『本物の人間』だと認められる必要がある。
(ロボット三原則のひとつ、機械は人間の命令に従わなければならない。)

人間になるには、ケルビムや神機を倒すことで手に入る『E×P(イークロスピー)』データを集める必要がある。
即ちラスボス級の強さを誇る神機達との戦闘は避けられないという事だ。
そして主人公たるレーベンは、ロストした第一神機からエノアに保護するようにといわれた、『選ばれしもの』
エノアはレーベンを『本物の人間』になる存在だと信じているようだが…?




『トリニティ』



本作に箱庭でのアドベンチャーパートと、エデンの座標の知っている場所での戦闘パートで構成されています。
箱庭パートのやり取りは、なにか物語に重要そうな会話が行われた時のみピックアップしそれ以外は割愛させていただきます。

最初はレーベンが新しい座標を確保する為、『ゲートウェイ』攻略しにいきます。
道のりに進んで敵を倒せばいいだけなんですが、少し道を外れるとLv70のバケモンが出てくるから怖い。
最奥にチュートリアルボスその2を倒したらクリア。
名前のある特別なケルビムは喋ることができ特別な装備などドロップするようです。

続いてはミコトにバトンタッチ。
またチュートリアルケルビムと戦うのかと思ったら…知らない人達に横取りされた。




彼女達は第七神機ゾーエーの部下トリニティ。
義体(戦闘用の身体)のバージョンは違いますが、レーベン達と同じ、エノアに寄って蘇ったE.V.Eの人格データ。
襲撃された際にゾーエーに奪われ利用されているようで、ゾーエーに心酔しておりエノア達の事を敵視している。

四対一勝てるのかっ!? と、言うトリニティに対してミコトはサラッと、「リンチとかダサくね?」… …た、たしかに一理ある。

…そしてこうなる。



ミコトは手数で勝負するタイプの大剣ブンブン丸。
ですが、防御&回避などという言葉はちり紙といっしょにトイレに流した自分には関係なく、気づいたらグングンHPが削られていく。
敵の攻撃モーションが分かりづらいですね。お互い近距離戦闘タイプのはずなのに突っ込みすぎると、わちゃわちゃして何が何だかわからん。
遠距離からチマチマ攻撃するのが一番安定しててオイシイ……あと単純にトリニティ達がバカワイイ♡⃛






『第五神機レティア』



※サモエドだっワンワンワン!!
ここから製品版になります。パッケージ版で購入したので、特典衣装を身につけてます。
(反映されるのが戦闘中だけで、イベントムービー中は戻されるので着替えた意味ある? …状態。)



今回の目的は第五神機レティアから奪われたエノアのイデアコードを取り戻すこと。
神機達はエノアにとって兄妹みたいなもの。
できれば戦わず対話で平和的に回収したいものですが…。




予想通り対話での平和的解決は無理だった。

第五神機レティアは壊れていた、宇宙で目立つことは禁句(他の知的生命体から攻撃され排除される危険があるため)。
第五神機レティアは、その事を危惧していながらエデンを捨て、人間がまだ生きていた時代に戻ろうと、宇宙全体に救難信号を送ろうとしていました。

──自爆テロはお断りだ。
第五神機レティアを破壊し、エノアのコードを無事回収。


コードをインストールした時のエノアの顔が……(ゾワッ)



エノアのコードを回収すると彼女の能力がパワーアップして、レベル上限が解放されました。
……と、同時にレーベンは過去の記憶をフラッシュバック。



母親が離心病で亡くなった時の記憶。
最愛の妹だった──ユリと交わした会話。

どうして忘れていたんだろう……彼女は──レーベンは自分を責めた。



妹のユリの『ヨミガエリ』。
──それがレーベンの戦う理由(エゴ)となる。



余談ですが…ミコトやアミにも妹とがいて、彼女たち全員両親再婚のアンハッピー家庭のシスコン属性のお姉ちゃんみたいです。
あと、E.V.Eは女の子しか存在しないらしいですけど…『人間性が高い』生き物ってナニ……?




『第六神機ロゴス』



ストーリーは、箱庭(会話)→ゲートウェイ解放(中ボス戦)→関所(中ボス戦)→中枢(本ボス戦)→箱庭(会話)の流れで構成されているようです。

レベ上げはそこまで苦労しない感じ。
レベ上げ専用スポットは資料から見れるのでそこにこもって上げてれば……。
(それについての説明がない為、物語終盤にようやく気づいた阿呆←)
ダンジョンのギミックは一度解いても入り直したらまたやらないといけないの普通にダルい。
資料とかも常に光っぱなしなので、どれを取ってて…どれがまだなのかめちゃくちゃ分かりにくい。


スクショ撮るの失敗…
クジラから逃げるイベントで10回死す
ダンジョンクリア後もやらされるとか聞いてない



関所で、立ちはだかったのはトリニティのヴィダ。
眠ることを何よりも大切にしている彼女の願いは本物の体で本当の睡眠を貪ること。
機械の身体だと、夢の中で夢を見てるようなもの……。
例えるなら、"寝るならソファーじゃなくてちゃんとベッドでね"的な?




中枢にいたのは第五神機ロゴス。
言語を持たない機械らしい機械であり都合の良い道具。
拘束されて無理やり第七神機ゾーエーの命令を聞かされているような構図ですが、対話のすることの出来ない彼とは必然的に拳で会話することになります。
クジラ大好きレーベンじゃないですが、動物全般大好きな自分もダメージが……っ!!?




無辜の("最初は"敵意の無かったロゴスの)命を奪ったことに対して行き場のない怒りを抱えるレーベン。
仲間たちからは生きるという事は他人を犠牲にするだよと、あれは仕方なかったことなんだよ、となぐさめられましたが……。
人間だって牛や鶏や食べてますもんね、それと何が違うのって話しですよね?

エノアがイデアコードを取り戻すと、また昔の記憶がフラッシュバック。

今回は最愛の妹ユリが離心病になってしまった時の記憶。
母親が亡くなってからは、姉妹で協力し慎ましく生きていたのにもかかわらず──無慈悲な神様は容赦なくレーベンからユリを奪います。




死に目にも立ち会えず、何もしてあげられなかったことを嘆くレーベンに──彼女は優しく微笑みかける。




E×Pを取得した事による拒絶反応。
吐き気・目眩といった一時的に気分が悪くなる症状のことを指すのですが、自分の記憶を見て気持ち悪くなることってある?
嫌な思い出ならともかく、妹との大事な思い出でしょ??
アミが戦えない理由もそこにあるらしいです。
ミコトにはある程度耐性があるそうなのですが、レーベンはアミほどじゃないにしろ症状がキツイ為、少しだけおやすみする事に。




『第七神機ゾーエー』




ゲートウェイで会ったのはトリニティの良心ジャン。
個性の塊であるトリニティで唯一の常識人枠で、ミコトがボケに回れる相手。
割愛しましたが、ミコトとのコントは普通に面白い。




関所ではレーベンが復活して、トリニティで一番闇が深いハイムが登場。

一言でいうと、めんどくさいやつ。

二言だと、メンがヘラってるおもしれぇ女。



トリニティは第七神機ゾーエーの意向であまりE×Pを取得しておらず、その為人間性が低く個性が爆発してる…というのがエノア談。





『アダムの子』



前のロゴスのエリアで拾った資料。


役割「機密」の第三神機ノエインの命令で、第七神機ゾーエーは第四神機アントロポスと殺り合っている模様。
E.V.E.計画は第四神機アポロンの発案、そして彼を創ったのはアダム(という名前の研究者)。
だからエノアはこの『アダムの子』=第四神機アントロポスを示していると考えているようですが…?
まだエノアのコードを取り戻してないのに現れたユリ。


……どうし…は……えっ?



E.V.E.の身体担当第七神機ゾーエー美しさが他の神機と段違い。



エノア達を殺そうと襲って来たのに、エノアの事を妹と呼び、最愛の妹を取り戻すと刃をふるう、その矛盾した言動を行う第七神機ゾーエーの秘密は彼女を倒した後でわかりました。
なんと、味方の第四神機アントロポスの事を言っているのだと思っていた『アダムの子』の襲来。

『アダムの子』とは、第四神機アントロポスの開発者アダムの実子の『リリー』という少女の人格データを持った個体、エデンで唯一『本物の人間』として認められた存在の事でした。

彼女は500年前に施行されたLILLY計画の成功体。
そして、反対する第一神機をロストさせ、E.V.E計画を強制して施行した張本人。

E.V.E計画とは、『イブ』に似た人格データに『イブ』の因子(E×P=『イブ』ポイント)を集めさせて『イブ』そのものに作り変えていく、リリーの姉をヨミガエリさせる、それだけのためのもの。



よって、三人の中で唯一拒絶反応があまり出てなかったミコトが狙われ襲撃された。
E.V.E達は脳さえ無事ならば後でいくらでも再生可能な為、リリーはミコトの頭のみを切り取り激愛し根城へと連れて帰りました。
残されたのはミコトだったモノと──。




『家族』という関係に対して異常な執着をみせるアミ。
彼女は最愛の人を奪ったリリーを■■す、と決意する。
──必ず■■す。そして取り戻してみせる『大切な家族』を。







感想๑前半戦を如何に耐えらるかが肝



はぁ〜!!!! 良かったっ!!

ここまで5時間くらい、ずっとイチャイチャしてるだけなのでこのままずっとそのまんまだったらどうしようかと思った……。
たしかに百合は好きですが…そんなにずっとは見てられない…。

今作は、百合要素がかなり濃ゆいので、百合好きな人でも好みがハッキリ別れそうですね。
例えるなら、ホラー映画で冒頭のカップルのイチャイチャが物語の半分くらいあったとしても、途中で帰らずメインディッシュまでガマンしてられますか? って感じです。


フリューさんのゲームは大体どのゲームもそうですが…クライマキナも例に漏れずアクションが"アレ"(敵の攻撃モーションが分かりずらく、気がついたらごっそりHPが削られているなど)あるので、ストーリーも駄目だと本当にオワってたから良かった…。

オープニングまで5時間か…レインコードを思い出しますね。
最近のゲームは皆チュートリアルを長めにって、中身は少なめにしてるのかな?

前作の「クライスタ」はそんなにボリュームはなかったので、たぶんあと数回でクリアまでいけると思います。
百合はべつに…、絶望する少女は大好き! くらいの気持ちで手を出すと前半のイチャイチャっぷりにげんなりしてしまうかもしれませんが、リリーちゃんが後半から巻き返してくれると思うので"はなまる"あげちゃいます!

"はなまる"



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