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【プレイ日記】クライマキナ/CRYMACHINA#2

© FURYU Corporation.

※ハードは「Switch」です。
スクショの画質が悪いのは使用です。
※SFモノは専門用語が多くて頭が痛くなるので、テンポ良くパッパと書いてます。
※特典の衣装を装備したら、戦闘中しか反映されなくてスクショが混沌と化してます、、すみません…。
※前回の続きから、お姫様救出まで。





『とある少女の記憶-A-』



ママにも、パパにも

お人形さんのようだと褒められた


笑いかけられるのが嬉しくて

抱きしめられることが暖かくて

愛されていることが自慢だった


でも

ワタクシがパパの子供じゃないとわかって

すべてが変わった


「裏切ったな!」と

ワタクシとママの心が壊れるまで、パパは罵った

ワタクシとママの身体が壊れるまで、パパは殴った


ワタクシのせいじゃないのに

ワタクシが裏切ったわけじゃないのに


勝手に愛して

勝手に嫌われて

勝手に捨てられた


なるほど

たしかにワタクシはお人形さんでしかなかったんだ


そう気がついて

すこし笑ってたくさん泣いた


カッコウの話を知ったときに

ワタクシみたいだと思った


でも

托卵されたカッコウが捨てられることは

あまりないらしい

パパに見捨てられて

ママに見放されたワタクシはカッコウ以下

どうすればカッコウのように愛されるのだろう


パパは自分の血を愛していただけ

ママは自分の幸せを愛していただけ

ワタクシは理想のお人形さんだから愛されていただけ


ワタクシの魂は誰も愛してはくれなかった


それでも、愛されるなら

あのままお人形さんでいたかった






『LILLY計画』



ミコトが拐われてから早1ヶ月…。
E.V.E計画で集めさせられた毒物である『E×P(イー・クロス・ピー)』を、別因子『EXP(イー・エクス・ピー)』に変換した事によりアミ帰還。
因子を変更した際の副作用で元の記憶を取り戻したみたいですね、ろくなもんじゃないですが。

今回の一見で、見えてきた新事実。
いままでずっと敵だと思っていた第三神機ノエインは、味方とまでは言えませんが同じ相手を敵とし、一方の味方だと思われていた第四神機アントロポスは狂い人類の敵となっていました。

アントロポスが狂った原因は彼を開発したアダムが仕組んだプログラム、人間性定義を狂わせアダムの子『リリー』の特徴だけを人間性として定義し、優先的に彼女がひととして生み出されるようにしました。
それが『LILLY計画』であり、完成した人格データこそがミコトを拐った犯人のリリー。




エデンで最初の『本物の人間』となったリリーが望んだのは最愛の姉イブの再生。
結果、始動したのが『E.V.E計画』であり、生み出されたのがアミたちE.V.E。
この頃、第一神機プロパトールがアントロポスが狂っていたことや『LILLY計画』の不正に気づきましたが、時すでに遅くリリーに襲撃されて突如としてロストしてしまいます。
リリーに殺された、だとか明確な事はわかってないみたいです。ただ唐突にロストした(消えた)と。

繰り上がりで代理統括神機となった第三神機ノエインは、事実を知り、リリーとアントロポスを処分する事を決断。
その時、一部の神機──第五神機レティア。第六神機ロゴス。第七神機ゾーエーに事実を打ち明けてともに対処することにしました。
第二神機エクレシアは第一神機プロパトールロスト後、神出鬼没になり、コンタクトが取れなくなった為断念し、そしてエノアはすでにリリーやアントロポスに確保されE.V.E計画を従事していた為、狂ったのだと判断され処分対象に。



 当初はエノアにもLILLY計画の時に一通りの内容は共有されていたらしいのですが、深刻なエラーを起こして壊れかけてしまった為、記憶を消して何も知らない状態で利用する運びになったそうです。
そして、リリーに対抗するには人間性のある存在が必要不可欠、それでトリニティが毎回ちょっかいかけて来てたそうで……あいつらただのかまってちゃんじゃなかったのか。

リリーはE×Pを通してアミ達を監視、そして丁度いいタイミングで一番イブなる適正がらあったミコトを拐ったと。
貴重なE.V.Eな為自分の手元で直接E×Pを与えて、完成なイブへと成長させたかったのでしょうね。
ノエイン曰く、どれだけのE×Pを与えたところでイブにはなれないらしいですけど。

とりあえずはリリーの居場所を探る意味も込めて、第四神機アントロポスをぶち壊しに行きます。
リリーを倒した次はノエインですかね? 合理的主義な彼女の事ですから、目的が達成されたらじゃあ用済みですって消されそう…。


使えるうちは使います。





『蜜月の時』



いつもの流れでまずはゲートウェイの解放。
長い休憩からの復帰戦という事もありちょこちょこ休憩が入ります。
ゲーム開始からずって愛し愛されてるミコトとアミですが、水と油な性格らしく出会った当初はちゃんとバチバチにやり合っていたみたいです。


大斧を振り回すアミに対して…
サモエド衣装着せてたの正解か?



──ですが言いたい事言い合って、時には意見がぶつかって喧嘩して、仲直りして、また喧嘩して……そういうのを繰り返していって二人は今のようなかけがえのない、家族になったんですね。


同性でも惚れるプロポーズ💍ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ



…と、ミコトへの愛を再度確認した後に聞いたのは、門番のケルビ厶の吐くゲロゲロな言葉。
ミコト以外にもトリニティ達も捕まっていましたが今、彼女達は遊んで壊しても遊べるお人形さんとして弄ばれてるそうです。
アミさんプッチーンですわ。
関所ではトリニティのハヤトとジャンを回収。

さて、元凶の第四神機アントロポスですが、彼は狂い暴走していた訳ではなく、正常運転で狂ってたみたいです。
『愛』は尊いものだと、アントロポスはアダムがリリーを思う『親子愛』こそがもっとも尊むべきものであると語ります。




リリーとイブこそが人間だと定義する彼にとって、彼女たち以外の人間もどきには一切の興味がありません。
処分するのも、利用するのも、一切心が痛まい。
そんなアントロポスのやり方に心を痛め、リリーの選別をみて戸惑い嘆き、エラーを起こしたエノアは記憶を消去されてしまった──その事実を聞いた時、エノアは心のない機械である自分が感情で壊れたことにショックを受けているように見えました。
機械って、人間って、愛って、心って、何なのでしょうね。

第四神機アントロポス撃破後、第三神機ノエインから呼び出されイベント後にレーベン復活。
ノエインとは少し話ましたが、完全に最後捨て駒にする気満々ですね──アレは。





『とある少女の記憶-L-』


ママの大好きはリリー

パパの大好きもリリー


愛されて満たされて

何不自由ない毎日


幸福であるべきなのに

心は満たされない

それが日常


でもお姉ちゃんは違う


ママに無視されて──

パパに嫌われて──


誰からも愛されていない

家族のはみ出しもの


お姉ちゃんはリリーとは違うから

不自然に生み出された子供だから


可愛そうなひと

哀れなひと

愛してあげなくちゃいけないひと


それなのに

お姉ちゃんは幸せそうに笑う


おはようすら言われずに学園へいって──

ひとり部屋に籠って──

毎日パソコンに向かって──


ずっとなにかの研究に没頭していて──

時折みせるあのひとの笑顔は満ち足りていて─


あの笑顔をみるたび悲しくなってしまう

まるでリリーのほうが不幸みたい


ずるい

羨ましい

愛されているのはリリーのほうなのに


でも

だけど

だから

きっと


リリーがお姉ちゃんにもっと愛されさえすれば

リリーの幸せはもっと本物になるんじゃないかと思った


お姉ちゃんに愛されたい


だから

リリーはあのひとを愛している


惨めな思いをしないために

リリーの幸せを完璧にするために


イブお姉ちゃんはリリーだけのもの





『ヤンデレvsメンヘラ』


ゲートウェイでは、残りのトリニティウィダとハイムを回収、関所では頭のない身体のミコトとバトル。
悪趣味なお嬢さんにはキツーイお仕置を。
…ということでリリー戦です。


頭部に話しかけてるのかなりシュールなんだが?



今ここにいるリリーも被害者ではあるんですよね……。
第四神機アントロポスのLILLY計画には致命的な欠点があったんです。それはリリー本人の脳がなこと。
父親であるアダムの残したリリーとい少女の記録だけでは、当てはまる少女が複数人生まれてしまったのです。
それによって引き起こされたのは複数のリリー候補たちによるバトルロイヤル──本物のリリーになれるのは1人だけだから。
まるで壺の中に虫をたくさん入れて最凶の呪いを生み出す蠱毒(コドク)のようですね。

リリー決定戦で勝ち残ったソレ。
それは果たしてリリー本人だと言えるのでしょうかわたしには生まれ方も、存在も、何もかもが狂いに狂った──ナニカにしか思えないんですが。



異質な生まれ方をした自分に求められたのは『リリー』であること。
リリーはイブを心から愛し、そして同じだけの愛をイブから欲しがっていた女の子。
だから誰を犠牲にしてでもイブをヨミガリさせる──それが自分という存在の意味だから。


リリーである"自分"という存在を確実なものとするために




『理想な家族』をつくるのに必要な人形として、大事に扱われ、そして用がなくなくると一方的に捨てれた。
人形である自分に嫌悪し傷つくことを厭わなかった自分を『家族』だと言ってくれたミコト。
誰かを愛することの大切さを教えてくれた彼女を二度も失いはしない──ようやく見つけた『本物の家族』なのだから。


もう二度と"愛する家族"を奪われないために





欲望にまみれたエゴで相手を──■■す!





B級映画かな? …嫌いじゃない。
今作はアミのおかげで(?) 百合要素がかなり強めになってて最初はちょっとな…そうゆうことじゃないんだよな……若干引き気味でしたが物語が進みアミの『愛は愛でも重たくめんどい方』なのは見てて楽しいので良いですね!
今は少し抑えてますが昔から奇抜な女の子が大好きだったので、こういうヤンデレちゃんやメンヘラちゃん達が活躍してるモノは大好物です。






『心のままに』



リリーを倒し終えたらお次は第三神機ノエインですね。
彼女が裏切ることは最初から分かってた事ですからね。

不正行為を行った第四神機アントロポスと一緒になってE.V.E計画を進めるだけでなく、不正品であるレーベン達を弱愛する第八神機エノアの姿を見て心底うんざりした様子のノエインは──エデンの初期化する事を決意しました。

すべての神機。すべてのケルビム。すべてのE.V.E。
エデンのなにもかもをゼロから再始動するのです。
今のエデンは傷つき、病み、歪んでいる、使命を果たすにはゼロからやり直すしかほかない……ってね。

統括代理神機の権限でノエインは、エノアに自壊するよう命令します。
機械であるエノアはその命令に逆らうことが出来ません!
せいぜい出来たのはレーベン・ミコト・アミの人格データを安全なところへ送り届ける事のみ。
感情のない機械として、エノアは淡々と事態を説明しレーベンに最期の別れを告げます。


ものっすっっごく!! いいシーンだったので、
あえての箱庭での会話を置いときます。
気になる方は自分でプレイして見てねっ!



別れを告げるはずが、レーベンの『あなたの心のままに』という言葉で、エノアのずっと蓋をしてみないようにしてきた『感情』が爆発してしまいます。



本当はレーベン達と一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に怒ったり、自分にも感情があるって信じたかった……!!


けど、機械の自分が人間になりたいだなんて──みんなと一緒に生きたいだなんて…でも本当は…わたしは……。

──わたしは、みんなと生きていたい!!




レーベンの選ばれし者の力により命令の上書き、第三神機ノエインの支配からの解放。
エノアはエデンの初期化を否定──大切な家族が傷つくような悲しい事は容認できないから。


──そしてまさかのトリニティ参上!



多勢に無勢という事で第三神機ノエインは逃げるのですが、彼女言い残した"リリーを倒した事で条件がみたされました"が気になります…そもそも第三神機の役割ってなんぞ?






感想๑シナリオは最高・システムは○○



エンディングまで書こうか、どうしようか悩んだのですが、キリが良いので今回はここまでにします。


前回でも書きましたが、ほんとに、前半の濃ゆ過ぎるイチャイチャに耐えればあとはウマウマですねっ!
愛が重すぎるヤンデレちゃん。自己愛が強すぎるメンヘラちゃん。
まぁ、彼女たちを愛せるかどうかでまたふるいにかけられてそうですけども……。

15禁なのでグ口シーンもそんなにはなく、シリアスを売りにしてる割りにはポテトチップスばりに軽いような……ま、まぁ…わたし的にはありよりのなしかな。
頭が痛くなるから苦手なSFはふわぁ〜としか描かれてないから、資料とか読まなくてもなんとかなるところは好き。
「シュタインズ・ゲート」とかの方が資料もちゃんと読み込んだ方が楽しめるように作られているからあっちの方が好き。(ADVとアクションRPGの別ジャンルを比べるのはどうかとも思うけど……。)
付き合うまでの過程が好きなので、最初からイチャイチャされるとナイワーと萎えてしまいましたが、重たい方の愛の形は大好物なのでそこは好き。


戦闘システムがダメなのは、フリューさんあるあるなんで体験版やってね。で、済むんですけど……いちいち戻されるのがなんともねっ!
死んだら入り口に戻されるのは、普通じゃないですか? でも、だからと言ってイベントシーンもう1回やる?
スキップムービーしか出来ないんだよ?
会話の早送りしかないんだよ、このゲーム。
しかも自動で会話が進むシーンもムービー扱いかと思ったら、違ってスキップも早送りも出来ないだぜ?

だいたい1~2分程度のものですけど、このゲームで何回死ぬと思ってん? と、開発者さんには問いたい。
アクションが苦手な人でもボダン連打してれば勝てる"カジュアルモード"あるから大丈夫! じゃないんです。
そもそもアクションがダメだから、上手い下手関係なく"気づいたらゲームオーバー"になっているのが問題なんです。
せめてなんで死んだのかくらいは分からせて。

フリューさんのゲームはシナリオは好きなのでちょこちょこやっているんですけど、こうゆい細かいシステムがダメだから、ストーリークリアでやれたのは「カリギュラ」と「モナーク」だけなんですよね。
どちらも検索したらふたつめに"○ソゲー"って出てくる……かなしい。






さて次で、エンディングです。
今回の記事はクリア後に書いているんですが……うん、令和に発売されたゲームだとは思えないねっ(たぶん褒め言葉)

はなまる。




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