24日のファンダメンタルズ

・日本休場

・東京見通し
東京市場が休場のため閑散取引が予想される中、NY株式市場の下落によるリスク回避地合いで軟調推移が予想される
・米国の新規失業保険申請件数が141.6万件と増加傾向を示したことで、今月末までのトランプ政権の「給与保証プログラム」や新型ウイルス感染拡大を受けて、来月以降の雇用情勢の悪化が警戒され始めている
トランプ政権はコロナ経済対策第4弾(1兆ドル規模)を目論んでいるが、すでに3兆ドル規模の追加対策案を可決しており、月内での成立が危ぶまれている

・10:00 ドル円軟調
米中対立激化懸念が高まる中、中国が本日にも報復措置を発表するとの憶測もあり、リスク回避の動きが強まった
一時106.50円まで下押しした

・アジア市場は波乱含みの展開
米中の政治対立がエスカレートしてきていることが背景
中国が、本日米国に四川省成都の総領事館の閉鎖を求める、と報じられている
ドル円とともにユーロ円や豪ドル円などクロス円も下落しており、従来の常識であるリスク回避の円買いの動きが見られている

・17:00 ドル円弱含み
上海総合指数が3.86%安で大引けし、時間外の米株先物も下げ幅を拡大するのを眺めながらリスク回避の円買いが強まった
一時106.17円まで下落、1か月ぶりの安値を更新した
米10年債利回りが0.55%台まで低下したこともドルの重しとなった

・NY市場見通し
米追加経済対策をめぐる協議の行方、米中対立激化の度合い、米経済指標、株価動向でリスクセンチメントの強弱を見極めながらの取引となりそう

・20:00 ロンドン為替概況 円買い優勢 ドル円106円台前半
米中双方がお互いの領事館を閉鎖する事態となっており、政治対立が強まっている

・24:00 ドル円軟調 105.84円
新型ウイルス感染拡大を受けた米景気の先行き不透明感や米中間の対立激化への懸念を背景に、ダウ平均が一時180ドル超下落
リスク回避的な円買いが優勢となった

・NY市場概況 ドル円続落
米中関係悪化で世界的に株価が下落すると、投資家がリスク回避姿勢を強め安全資産とされる円を買う動きが広がった
一時106.68円と3月16日以来約4か月ぶりの安値を更新した

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