Believe-君にかける橋 最終版

最終版とか言いながら、また書くかもしれないけど、私の中でのBelieveに対する理解の完結版。(誰も待ってないと思うけど・・)

私の中でたどり着いたBelieveの理解。
そもそも、ドラマにそんなものはいらないと思うんだけど、なんだか今回は深く考えたし、玲子さんのことをなんでだよぉ~(涙)と思ったこともあり、あ、、、こういうことなのかなぁ~という私なりの答えにたどり着いたので、書き残しておきたいと思う。

たどり着いたことは、
【Believe】と【逃しちゃいけない瞬間がある】
ではないかと思っている。

捕まったことからスタートにすると、それぞれが信じるものを守ったと思う。陸も玲子さんも磯田社長も、都知事もそして、南雲も。

そういった意味では「誰が」ということではないけど、広い意味でのハッピーエンドなんじゃないかと思う。
こう思うのも、ハッピーエンドと書いている記事を見て、ハッピーエンド??となったことがスタート。


それぞれ何を守り、信じたのか?

陸は真実を守ること、自分に嘘をつかないことで、玲子さんに恥ずかしくない自分でいることを守りたかったんだと思う。
そして、自分を真っすぐに信じてくれる玲子さんがいてくれたことで、陸が陸らしくいることが出来、憎しみではなく「信じる」ことで真実を勝ち取ったように思う。

玲子さんが守ったものは、陸の未来。可能性を信じている玲子さんだけど、自分の病気には客観的な視点を持っていて、玲子さんが信じ守ったものは2人の未来ではなく、陸の橋屋としての未来だと思う。

そして、陸を信じている玲子さんを見て、黒木刑事は陸を信じ、陸と陸が信じている磯田社長を信じた玲子さんの行動が磯田社長の心を動かした。
絵里菜も陸を信じて動いている玲子さんを見てSSDを託した。
どれほど、玲子さんは陸のことを想っていたの・・・。

磯田社長が守ったのは、「会社」。社長が考えていたことは私利私欲ではなく、組織を守ること。社会を守ること。それに尽きる。
自分ではなく、会社を思っていた社長だからこそ、玲子さんが届けたスケッチブックが社長の心に届いたんだと思う。

でも、唯一陸が失って取り戻すことが出来ないもの・・
それが、自分を真っすぐに信じてくれた玲子さん・・・ 。
それは、 やっぱり「逃しちゃいけない瞬間」これを逃した代償な気がする。 玲子さんが検査入院する日、、あの日に気づくことが出来ていたら・・
そもそも、 罪を被って捕まる選択はしなかっただろうと思う。

そして、陸は最後まで玲子さんに謝ることが出来なかった。
感謝は伝えることが出来たけど、きっと陸は大事な時に大事なことを伝えてこなかったんだと思う。
なんで言わないのよ・・・という玲子さんの言葉。
でも、玲子さんもまた陸に自分の想いを伝えていない。。

本当の意味で、2人が逃してしまった瞬間は、
平成30年のあの日だったかもしれない・・・ と思う。

私なりのドラマの解釈はこんな感じ。
大前提は、なぜ玲子さんとのハッピーエンドではなかったのか・・からスタートしているので、そうならなかった意味づけから考えると・・の解釈。


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