ママはあなたが大好きだし、お仕事も楽しい。どうしたらいいと思う？

いつか文字が読めるようになった娘（現在1歳5ヶ月のあなた）にむけて。
28歳、ママ1年目のママより。

「ママは、あなたが世界で一番だいすき。」

こんな平凡で、使い古されたセリフを私が使う日が来るなんて思ってもみなかったよ。

でも、それ以外の表現が見つからないくらい純粋に、大切で、大好きで、失いたくなくて、自分の命に変えてでも守りたいあなた。

なのに、ママはあなたとずっといっしょにいるわけじゃないよね。

保育園に行っている時間、ママの労働時間と同じかちょっと多い時間をあなたは保育園で過ごしてる。

今までママは、「だいすき」は「一緒にいること」だと思ってた。
「大切」は「見守る時間が長いこと」だと思っていた。

だから、それができないママは、本当はあなたにとって「よくないママ」なんじゃないかって思ってた。

正直、今もそう思う瞬間がある。

あなたを、たった生後4ヶ月で保育園に預けたあの日からずっと、ママは毎日葛藤してる。

だから、時々、あなたを保育園に預けている時間、たのしく仕事をしていたら申し訳ない気持ちになってしまうこともあったの。せっかくあなたを預けてまで仕事をしてるのだから、もっと大変な想いをしたり、苦しまなきゃいけないのかもしれないって。

でも、ママが苦しんだり、自分らしくいられないことは、何一つあなたにとってよくないってこともわかってる。

わかっているけど、そうでもしないと、罪が拭えない気がして。（何が罪なの？と聞き返す自分もいるんだけど）

一方で、保育園に行って、たくさんのお友達や先生と楽しそうに過ごすあなたを見て、「よかった」と思っている側面もある。

だけどそれも、そう思うことで安心したいだけじゃないかって自分を疑いたくなる日もある。

でも、あなたも知っている通り、ママはあんまりアクティブに遊ぶのが得意じゃない。

文字を読んだり書いたりすることが好きで、動く遊びは苦手で、だから、いつもパズルや絵本ばかりになってしまう。

だから、結局、めいっぱい体を使って遊べる保育園がありがたいと思ってしまう。し、あなたが遊び方の選択肢を増やせることもいいことだと思っている。

ここまで書きながら、ママはどうしたらいいのか、答えを欲しがっている自分に気づく。答えなんてきっとないのに。

あなたが将来、保育園に行った時間も、ママやパパと過ごした時間も、どっちも楽しかった、愛されていたって思えるなら、それが一番いいのだけれど。

今日は月曜日。

土日はたくさんあなたと遊べて本当にたのしかったよ。
今日、きっとママは楽しくお仕事をすると思う。
あなたの保育園の時間も同じくたのしかったらいいな。