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医学は哲学?

〝 医学は哲学である 〟
と表現されることがあって
私はそうだなぁと思っています。

病気に対して
いろいろな考え方があるということ。。

世の中には
日本で主流の西洋医学をはじめ
東洋医学、中医学、チベット医学、オステオパシー医学など
さまざまな考え方と治療手段がある。。

ある思想では
なかなか治らない長引く風邪は
言いたいことを言えていないが故に
喉周り(第5チャクラ)が起こすトラブルと捉えられて
そのアプローチは、本音を表現できるようになるために、ブレーキをかけているものを紐解いていくこと。


私は
それぞれの医学の考え方やアプローチは、それぞれの特徴や病態に対して得意・不得意があると思っています。

そして、そもそも不調や病気は
治すべきものと見るだけでなく
それを起こしてしまう原因や
それを起こしてまで心身が気づいて欲しいことがあるのだろうという考えも
大切にしています。

治すことに取り組むことはもちろん大切だけど
不調や病気になることがダメなことでもなく
そのことが人生で何を知らせてくれているのかも
とても大切なことなのでは、、と思うこともたくさんあります。


以前、総合病院勤務の時
癌や大きな手術などで長い入院や緊急入院された方の中には
手術を終えてゆっくり療養の時期になって
”自分や家族のことを差し置いて、仕事優先にしてきたので
それを止めるために病気になったのかも知れない”
”入院して手術して初めて、こんなに夫とゆっくり話しました、
これからのことを夫がこんなに考えてたなんて、そして夫がこんなに優しかったなんて今頃気づきました、病気のおかげです”
時には目に涙を浮かべて
さまざまな方が
いろんなことを静かに話してくだって
今、病気になってよかった…と言われる方までいました。


起きることはすべて必然という言葉を受け入れるようになってから
私は、病気の側面もそう受け止めたりします。

どんなことも
よりよく幸せに豊かな人生となるために
気づかせてくれること。

診療中では
目の前の仕事に精一杯で
そんな話題には至らないですけれど。。

そんなふうに
考えたりしています☘️