勇気がほしいよ
あと数ヶ月で人生30周年を迎えるというのに、新しいことに飛び込むときにはいつまでも怖いものだなぁと思う。
会社員を辞めて独立をしたり、異国に拠点を移したりすると
「思い切りのある人」だとか「度胸のある人」だと言われたり、思われたりすることがあるのだけど
ぶっちゃけ、全然、そんなことはない。
私は今、バンクーバーのとある企業の面接数時間前を生きている
自己紹介をして、今までのキャリアについて話して、自分の強みをアピールして、ということを初対面のネイティブスピーカーに対して行うとか
普通にもう、や〜〜〜だ〜〜!!!である。
いやそんなことを言っている場合ではないし、そもそもお前が応募をして面接をお願いしているんだろう、というのは本当にそうなのだけど
30年生きたって国を出たって独立して5年くらい経ったって、私はまだこうして「失敗するのが怖い」と思っている。普通に怖い。痛みを味わいたくないと思う。自分を否定されるようで、望んだものから「要りません」と言われるのは辛い。
いや、わかっているのだ。そんなことでいちいち傷ついていたら、異国で生きていけやしないよと。発音とか文法の正しさにとらわれずに、伝えたい思いを伝えるパッションで挑むほうがいいよと。うまく行っても行かなくても経験だよ。そもそも私の本業はライターで、それをずっとやめる気もないし、今でもフリーライターとして仕事をしながら生きていけてるし、失敗して無一文になるわけでもない。
気軽にいこうぜ、そう自分にもう500回くらい言い聞かせているけど、逃げ出したかったり、泣きそうになったりするよ。
未だにこんなお豆腐メンタルで自分でも理解し難い。
心っていつ強くなるのでしょうか????????
心筋ムキムキ無敵モードになりたい。
異国の企業の初対面のマネージャーに何かを否定されたからといって、それがなんだというのだ。気にするな。私の人生は今日も明日も明るいし、他者に関わらず自分自身で明るくしていけばいい。
そうだそうだ!頑張ろうぜ!!
勇気がほしいと、いくらでも思うよ。ほとんど毎日のように思っている。傷つくことを怖いと思いたくない。自分に自信を持てないことに対してウジウジしてないで、成長過程であることをいつだって肯定していたい。
それができるようになる方法は、怖いことに飛び込み続けるしかないということを、知っている。コンフォートゾーンで自信は育てられない。
失敗する怖さを抱えて、恥もたくさんかいて、傷だらけになって、その傷を勝利までの勲章にしていくしかないのだ。自分自身で。
勇気や自信は、「ほしい」と言うだけ怠惰なのだ。
誰だって手に出来る。自分でやらないと、手に入らない。
今よりも勇気がほしいなら勇気を出すしかないというシンプルなハードモード。だけどそれさえ続けていれば、必ず欲しいだけ手に入る。それの事実はいつでも救いだね。
他人の言葉をいくら借りたって、結局は自分で自分を海原に差し出さなきゃいけないのよ。
ということで、頑張ろうぜ。
怖がりながらちゃんと傷ついていこうぜ。その傷がただの苦い記憶じゃなくて、見たい景色に繋がっている未来をつくろうぜ。
しゃ〜〜〜!面接行くぞ〜!noteに書いたらたくさん元気になった、読んでくれてありがとうございます。お付き合いいただいて、ごめんね。ありがとう。
私たちは結局、戦場に立てば一人だけど、隣の戦場には私もいるよ。
私も隣の戦場には、あなたがいるって思って生きてる。