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たまごからおもうこと

前回の物価高について書いた続きみたいなものを書いてみます。

我が家は卵を常備していません。
以前は「絶対きらさない!」とまではいかないですが、ある時はある、ぐらいな感じで冷蔵庫に入っていました。

スーパーにはたくさんの卵が積み上げられていて、たくさんの家庭たくさんの飲食店にも卵は欠かせなくて、卵メインの料理以外にも卵抜きでは成立しない料理も多く、重要な脇役としても大活躍の卵さん。

この世界から卵がなくなったら人間は生きていけるのか?ぐらいの勢いで、卵の存在はデカイと感じます。

鶏が、鶏舎の中で自由に動ける平飼い、ケージの中で自由に動けないケージ飼い。
安いと嬉しい私たち消費者。

どんな事にもメリットデメリットはあるかと思いますが、どんな事も大事なのは「誰にとってメリットかデメリットか」を見る目なのかと。


卵の価格が上がっているので料理を卵抜きにしたら、お子さんに「卵料理じゃないじゃん」と言われたと、テレビでお母さんが笑っていました。

でも、それでいいんじゃないか、必要以上に卵に頼らなくてもいいんじゃないか、卵以外にも方法はあるんじゃないか、今日は誕生日だからお祝いにゆで卵をいただきましょう!とか、鶏を飼育している近所の方に卵をいただいたから今日は特別に卵料理よ!とか、病気が治って感謝の気持ちを卵料理で表現しましょう!ぐらいの感じでいいんじゃないか、なんて思います。

私も卵料理は大好きなので、なくなってほしくはありません。
にわとり、ありがとう、たまご、おいしい、かわいい、いとおしい。

鶏を飼育している方、いただく側、人間だけじゃなく、他の生き物もストレスなく生きられる、みんなが幸せな世界で「必要な分だけ」「必要以上は取らない」世界が、私は嬉しい。


豊かさってなんだろう?

当たり前になってしまっているバラエティー豊かな食事がなくなる事によって、病気も減ったりするんじゃないかな、とは思ったりします。

どこかで刷り込まれた豊かさの定義を、見つめ直す日々です。



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