会社の四大要素として
人、モノ、カネ、情報と、セミナー等で聞く内容としてありますが、
訪問看護事業運営においても同様であります。

人→看護師、療法士、事務員
モノ→ステーションやその他必要備品
カネ→運転資金
情報→利用者情報

こう置き換わりますかね?

今回は情報(利用者獲得)について触れていきたいと思います。
訪問看護ステーション、住宅型有料老人ホームの運営の他、
930社以上の訪問看護開業支援を手掛けている会社のコンサルタントとしても活動をしている中で、契約者様からの相談事項として

人材採用
労務面
営業活動
請求関連

これらについてよく質問があります。コンサルティング内容の中の
運営メゾットとして、用意させていただいている中で、その核心に迫った内容となると、個別のレクチャーが必要となります。

コンシューマー営業等の経験等や法人営業等の経験、ロイヤリティ分析を行ってた経験から考えると、利用者獲得を順調にするためには、以下のキャンバスが描かれていると、至極容易であると考えます。

左側が自分自身 右側がケアマネや退院調整室の社会福祉士だとします。
それぞれのキャンバスに記載していきましょう。

例)

左(自分)
○嬉しさを増やす
依頼する利用者を受け取ってもらえる
○嫌なことを減らす
説明やアドバイスといった手間をへらす
○提供すること
ケアマネさん達の手間が省けるような体制を整えて、利用者の依頼を貰いに行く

右(ケアマネさん達)(~仮説~)
■嬉しいこと
利用者の担当が決まって振り分けられた
利用者のためのプラン等がしっかりハマっていて喜ばれた
信頼できる看護師や療法士等に利用者を任せられて、手間が省けた
■嫌なこと
業務が忙しすぎて、時間がない
信頼して任せたのに、適当な対応で不快な思い
依頼したのに断られた
■顧客のしたいこと
受け入れ可能なステーション等を探すことで安心してもらう
利用者の状況をフィードバックしてもらい、より良いプランを考える

右の仮説をいくつか考えたうえで、左(自分のアクション)を決めます。
その中でより求められていることを正確に描いていくことが大切になってきます。

これはトライアンドエラーで解決できる内容であって、観察力と結果を記憶することで誰でも利用者獲得は可能になりす。
※細かい部分は端折ってるので、色々と準備等が必要となりますが、、

自分が伝えたいことを伝えるのも大切ですが、その中で、相手の求めていることだけをしっかり伝えられれば、効率よく物事は進んでいきます。
人である以上、個性がありますので、まずはスタンダードなキャンバスを描いて、そこに個性をテイストして会話していくと、目に見えて、効果が出てくるのではと考えます。
このキャンバスを出会った数だけ作れると、チーム内でケアマネさんや担当者さんの特徴を伝える際に役立つかもしれませんね。


吉田

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