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部屋の乱れはこころの乱れ、らしい|#短歌

生きていると、どうしても片付けに手をつける気にならない日が続くことがある。

たとえば、仕事で残業が続いたとき。
急に雨が降って予定が崩れたとき。
なんとなくお天気が悪くて、ベッドから起き上がる気持ちになれない日。

そういうときに無理やり部屋の片付けを始めると、物を捨てていく作業の中で「この中には、もしかしたら大事なんてないのかも」という気分になってくる。

捨てるか残すか迷うものは捨てることにしているから、余計にそう感じるのかもしれない。

部屋がきちんと片付けられている人にとっては信じられないことかもしれないけれど、「物がしまえていない状態の方が、物のありかをなんとなく覚えている」なんて、困ったものだ。

丁寧に分類してしまったあと、結局見つからなくてあちこちひっくり返すこともあるから、片付けって難しい。

⭐︎部屋は心の鏡であるらしい大切なものが何一つない
2023/09/12 うたの日『鏡』

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