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私が卓球をやっていた頃

2002年の中学スタートです。背が高いという理由でカットマンをやらされたのですが、これが自分に合っていたように思います。ボールが38mmから40mmに変更されて2年目という、色々と過渡期の時代。部内にはまだ数個、旧式ボールが紛れ込んでいて、サービスの回転量がまるで違ったことを覚えています。5本サーブの21点制だと、まるで違う競技をやっているようでした。

実際に「真面目に」やっていたのは中学2年の1年間くらいだったのだけど、そこから春の選抜で「もう一回勝ったら団体戦で全国へ」というところまで行けました。
この関東大会では終始スタメンのラスト5番手で登録されていて、初戦早速2-2で回ってきて、フルセットで私が勝ち切ってそこから勢いに乗り、あれよあれよと勝ち進んでいったわけですが、最後の試合は私に回ってくる前に4番手で決着が付きました。

私が通っていたのは普通の公立中学で、その公立という枠組みでは恵まれた環境にはあったと思います。卓球台の数が、部員全員常にボールを打てるだけの数が揃っているというのは、公立中ではあまりないそうで。
それでも、あの当時だから自分でもある程度上に進めたのであって、今の技術的に進化した現代卓球では、目立った成績は残せなかったような気がします。
現役当時でも都内の強豪私立中の選手とは元々の打球センスに差を感じましたが、それでもギリギリ一角に食い込めるぐらいの隙はあったんです。でも今の洗練された現代卓球をYoutubeで見てみると・・・これは勝てないわ。

まず私が現役だった頃はチキータを実際の試合で使えるプレイヤーは全くいませんでした。高校の終わりぐらいにはちらほらいたかな・・・・
そもそも私カットマンだったのでこのレシーブ技術はまず使わないのですが、多分今から練習してもさっぱり習得できないと思います。

これ要は「立体YG」ですよね。YGサーブ自体は私の周りでも流行っていて、でもみんな試合で使えるほどの自信がなくて、練習合間の休憩で「遊び」でやっていました。
で、この「アップダウンサービス」。実際に私がやると多分「ダウン」しか出せません。アップとの使い分けができないか、或いは出した自分の回転が分からない。一連の動きの中のどこかで擦れるけど、その場所をコントロールできないというか。

表題画像はドイツのオフチャロフ。バックサービスが特徴的。私もサービスはフォアよりもバックからの方が得意でした。肩と肘、上体の力を自然に連動させるのが容易で、フォアよりは強い回転が出せるのです。

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