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デュエリストカップ2023年3月2nd Stageレポート・烙印イシズファーニマル

はじめに

この記事は今までデュエリストカップにまともに参加していなかった私が、新しく出会った丸パクリのデッキで思いのほか善戦し銀アイコン圏内まで行けた、という内容です。デッキ内容や戦い方を詳しく解説するものではありません。
解説記事ではない個人的な感想を書いた記事であることをご了承ください。

前置き・デッキ紹介

こんにちは。紙の環境では全く触れなかった環境デッキを触り続け、OCGとは全く異なるマスターデュエル道を歩んでいるagoです。

今回、3月にデュエリストカップ2nd Stageで私が使用したデッキはマスターデュエルで初めて使ったデスピアイシズギミックを組み合わせ、さらにファーニマルギミックを入れて繋がった【烙印イシズファーニマル】です。

私はこのデッキを【召喚シャドール】でDC2ndStage進出を決めた後に発見したのですが、そのアイデアは烙印とイシズの組み合わせにしっくり来ていなかった私にとって天啓でした。

DC1st Stageで回し続けてその難しさと強さ、かみ合わせの良さにハマり、そのままの勢いで2nd Stageに突撃しました。実際の構築はこんな感じです。

清々しいほどの丸パクリですね。60デッキなのに全くいじる余地が無いのでしょうがないかもしれませんが。

基本的には【烙印イシズ】と変わりませんが、至る所にシナジーがあり考えることが遥かに多いです。
光天使関連だと気炎で落としたネフィリムをイーバのコストにできたり、イーバを烙印融合で落とすと誘発ケアしてワンキルに向かえたりします。
地天使関連だと、ファーニマルベアが墓守の罠でサーチできたり、ケルドウムドラのコストになったりします。
誘発が少ないですが、それ以上に手数で捲ることができますし、スプライトや烙印、神碑が多い現環境ではこの構築の恩恵を感じることが多くありました。
烙印融合へのうららはやはり致命的ですが、他の烙印デッキに比べると幾分かマシです。気炎コストイーバやウィングのドローで墓穴や朱光を手に入れて無理やり押し通します。

また禁じられた一滴の入っている2枠は潜っていく中で色々変えましたが、最後は神碑の永続対策となり、捲りや無効系誘発への躱しにも使える皆既日蝕の書などのカードを入れた方が良かった気もしました。

そんなこんなで、このデッキの強さと楽しさにハマった私はそのままの勢いで2nd Stageに突入しました。

結果

なんだこの環境最強メタのデッキは。

今まで2ndStageにまともに参加していなかった私は、今回晴れて銀アイコンを取ることができました。
勝率は64%(165戦106勝)。プレミで3連敗するなど使用者の熟練度が0でしたが、それでもここまで来れてこのデッキの可能性を感じました。
一時はトップ10にも入りかけたので、次のデュエリストカップでは十分前準備をして臨みたいですね。

環境分布

最多分布は【神碑】、【烙印イシズ】でした。それぞれが3割ほどです。
【神碑】はランクマなどにいたスプラ型など消え失せ、人の心のない永続罠型が大流行でした。来月にはメインギミックが大幅に潰された神碑が見れると思います。烙印のシェアが増えたのもおそらくこいつのせい。
というわけで烙印だと有利を取れます。マスカレイド2体はほぼ確実に成立しますし、群雄割拠やスキドレは片方なら耐えて、ごり押し突破も狙えます。
上手い人なら先攻9割後攻3割くらいで勝てると思いますが私は違うのでこの対面が一番勝率渋かったです。
【烙印イシズ】は60デッキの大半を占めていました(残りはP.U.N.K.やライロ、アダマシアなど)。40枚構築のものもありましたが、環境的にはミラー、神碑対面から60に分があったように思われます。
闇の誘惑採用や誘発多めの構築などありましたが、ファーニマル採用は確認できず、見た限りでは完全なミラー対面はありませんでした。7割ほど勝ちを拾えたのでファーニマル型が強かった…と信じたいです。実際ファーニマルでイシズを踏んだり、リソースで差を付けて勝つなど恩恵を感じた試合は多くありました。

次いで2割ほどが【スプライト】。純と【イビルツインスプライト】が半々といったところ。
序盤はカモでしたが、烙印のシェアの多さからヴェーラー、泡採用が増え誘発で潰されまくりました。しかしテーマ内での妨害は押し通って貫通できますし、Gは展開抑えてリソースで差を付けるorワンキルが可能なので有利は変わりませんでした。
勝率は7割ほど。

最後に【イシズ斬機】と【ふわんだりぃず】。
【イシズ斬機】は紙には無かった構築でしたが、対面してみると割と強い。思ったより朱光を打ってくるし、思ったより超階乗を決めてきます。斬機にしてはかなり戦える構築であり、私は一時期これで戦おうと思った時期もありました。しかし悲しいことに後攻性能が比較的弱く、特に神碑対面が致命的。これでDC2ndを登り続けた人は凄いと思います。
【ふわんだりぃず】はいつもの構築です。先攻はマスカレイドで勝ちを取りやすいが後攻はワンキルでもしないと負けてしまう、じゃんけん味の強い対面でした。この様子だと次の規制には引っかからないかも?
シェアは低かったですがこの2テーマは楽に勝てるということはなく、勝率は6割強ほどでした。

以上、これ以外のデッキはほとんど見られませんでした。特に消えてしまったデッキとしては【エクソシスター】が印象的でした。DC1stでは他にも色々なデッキが見られたので、上位ではまた違う環境があるんだなぁと思い知りました。主に【神碑】のせいだろうけど。

まとめ

初めてのデュエリストカップ2nd、どんな地獄環境かと心配でしたが、蓋を開けてみるとそれなりに色々なテーマやその中の構築の差異などが見られた面白い環境でした。今回のデュエリストカップを楽しめたのは、神碑に対抗できてイシズも使える、このデッキを見つけられたお陰です。
それはそれとして永続神碑は明らかに篩にかけて色々なデッキ落としてたしサイバース使いたいので規制しろ規制するだろうけど。
これからマスターデュエルは紙の暗黒期に突入しますが、OCGでは触らなかった環境トップ達に触れる機会として、これからもマスターデュエルを楽しんでいこうと思います。
私の稚拙な感想をここまで読んでくださり、ありがとうございました。



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