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療育に通う方法

前回の続きです。

幼稚園の面談から帰宅した私は即座に地域の保険センター電話し、以前発達相談を担当してくれた保健師さんを呼び出しました。

電話で息子のプレ幼稚園での経緯を説明すると、保健師さんが優しく話を聞いてくれて涙が出そうになりました。
しかし、今日電話した目的は保健師さんにカウンセリングをしてもらうためではありません。支援を獲得するためです。
全てを話し終えた私は落ち着いてこう切り出しました。

「今、息子が受けられる支援を全て教えてください」

そう伝えると、保健師さんは過去の発達相談の履歴や親子教室などの参加状況を確認した後

「希望されるのであれば療育を受けられます。療育を受けるためには手続きが必要ですので役場に電話して担当者に話を通しておきますよ」

と返答が返ってきたので、すぐにお願いをしました。

保健師さんの素早い仕事のおかげでこの電話の後すぐに役所で手続きの説明を受けることができました。

【療育に通う手順】

療育に通うためには通所受給者証が必要になりますが、療育(児童発達支援施設)に通う手順は地域によってかなり差があるようです。
参考までに私が住む自治体の手順は以下の通りです。

1.役所で通所受給者証取得に関する説明を受ける

2.役所に提出する書類作成

3.役所での面談と書類の提出

3.児童発達支援事業所の見学

4.役所から通所受給者証が届く

5.児童発達支援事業所との契約

ちなみに私が住む地域は児童発達支援に通うためには診断書や発達障害だと認定される必要はなく、困りごとがあれば比較的誰でも通うことができます。

私は保健師さんの根回しによってスムーズに手続きができましたが、それでも通所開始までに二ヶ月以上掛かりました。

療育に通うために診断書が必要な自治体の場合、専門外来は初診までの待ち時間が半年前後掛かる場合もあるので、療育が開始できるまでにかなりの時間を要します。
少しでも子供の発達に違和感を感じたら様子を見ずに早めに動くことが大事ですね。


※通所受給者証についてはリタリコさんのページがわかりやすいと思います。

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