見出し画像

あの「自衛隊東京大規模接種センター」で接種した高齢者ではない私

※この記事は一個人の体験記で、ワクチン接種の是非には言及しません※

ニュースで新型コロナウィルスのワクチン接種の話題を聞かない日がない。打ちたい人もいるし、そうではない人もいる。様子見の人もいる。

そんな世の中ですが、私の居住する自治体からは早々に接種券が届いたのと、大手町は割と近い場所なので「自衛隊東京大規模接種センター」の予約を取って接種に行ってきました。

早々に届いた接種券

私の居住する自治体はコロナ対応が迅速であるということで、ニュースにもたびたび取り上げられていました。接種券の発送もかなり早く6月上旬には封筒がわが家に到着。

画像1

接種券があれば大規模接種センターで接種可能!?

大手町の大規模接種センターは接種券のある高齢者のみ予約可能となっていましたが「接種券番号があればいけるのでは?」と試しに予約にチャレンジ。ただこの時には年齢で弾かれてログインすることができませんでした。

え?予約ガラ空きなんですけど!

若干の悔しさをにじませつつ、予約状況を見てみると衝撃の事実が…。

画像2

ほとんど空いてるんですけど!!!私いけるんですけど!!!と家で地団駄を踏むことしかできず。

「予約ガラ空き問題」が世の中で騒がれ始める

世の中の人も「大規模接種センターの予約が全然埋まっていない」という状況に気づきはじめ騒がれるようになりました。

予約の制限が緩和されたが…

この状況を受けて大規模接種センターの予約制限が緩和されたのですが……「対象を全国に!」     違うそうじゃないんだ……

年齢制限の撤廃キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

2021年6月15日夕方あたりのニュースで、大規模接種センターの年齢制限が撤廃することが報じられました。しかも受付開始が16日午前0時からとのこと。そう、その日の夜中からスタート。

PCを開いて接種券を手元に置いて準備をしました。

いよいよ予約開始!

0時ちょうどにログインを試みたらすんなり入ることができました。ここで「ん?」と思うことが。大規模接種センターがA~Dまである! でもよく読んでみるとどれを予約しても大丈夫みたいで安心。

とりあえず大規模接種センターAを開くと希望の日は既に受付終了。ここにたどり着くまで3分もかかってないのに、と軽く絶望。慌ててセンターDを開くと希望の日時で予約可能だったため予約をしました。

画像3

予約をすると他の空き枠の閲覧はできなくなります。予約の変更は「キャンセル→再予約」なのでリスクがあるのでやめておきました。予約状況を見てみたかった気持ちはあったけれど。

人間の心理として「Aが満席→Bならどうだろう?」派と「Aが満席→Dならきっと空いている!」派に分かれそうなので、Cを選ぶとスムーズだったのかもしれません。

接種当日になりました

私が予約したのは予約開始日の翌日だったので、あっという間に接種当日となりました。ワクチン接種に際して肩を出しやすい服装が良いとのことで、半袖ブラウスを着用していきました。

接種日コーデ

行きは大手町駅から

地下鉄を大手町駅まで乗車して会場に向かいました。地下鉄駅の中でも出口の数が多く分かりづらいと言われている大手町駅ですが、駅の至るところに「ワクチン接種会場」の案内が貼ってあり、案内する人も多めにいらっしゃるので迷子になることは少ないと思います。ちなみにC2b出口が最寄りです。

自衛隊東京大規模接種センターに到着

C2b出口から地上に出るとすぐに接種会場に到着します。予約時間の20分前に到着しましたが、入口で予約時間を告げるとすぐに入ることができました。細かい予約時間ではなく、ある程度の時間帯で区切っているようです。

スムーズな流れで進んでいく大規模接種センター

(センター内は撮影や録音禁止でした)

手荷物検査→検温を済ませると書類確認があります。接種券・予診票・本人確認書類。予診票は記載してから行ったほうがスムーズですが、記載用のスペースは用意されていて何人か利用していました。本人確認書類は運転免許証を持参しました。本人確認書類の提示がないと接種ができません。

黄 青 赤 緑

書類確認が済むと色のついたクリアホルダーに書類が入ったものを渡されます。黄・青・赤・緑の4色。ここからはクリアホルダーの色によって行き先の階が異なります。私は緑で2階でした。おそらく大規模接種センターA~Dがこの色分けに反映されているのかな、と思いましたが定かではないです。

エレベータ-も色別に分かれていて、対象の階への直通です。エレベーターでは密にならない程度の人数で案内され、全員壁側を向くように指示されます。全員が壁側を向いているエレベーターはちょっとシュールです(不謹慎な感想w)

予診票確認→予診

接種フロアに到着すると予診票確認と予診が行われます。予診票確認が看護師で、予診が医師という感じでした。私は以前アナフィラキシー経験があるため、それをお話したところ接種後の待機時間を30分とることになりました。何も懸念要素がない場合は15分の待機となります。

接種ブースへ

予診が済むとすぐに接種ブースに案内されました。注射が苦手な私ですが、ためらう間もありません(ちなみに毎年インフルエンザ予防接種で痛みで涙を流すくらい苦手)

針先を見るのが怖いので皮膚感覚でしか感想をお伝えできませんが、率直に言うと痛くない!注射でした。「チクっとしますよ」の一言に身をこわばらせましたが、シャーペンの先で軽く突っついた程度にしか感じず、薬剤が入ってくる感覚もありませんでした。

接種済証への記載

接種券用紙の接種済証に日付が記載され、Lotシールが貼付されます。

画像5

2回目の予約

自衛隊東京大規模接種センターで接種されるのはモデルナ製ワクチンなので、1回目接種の28~38日後に2回目接種を行う必要があります。空き状況を調べてもらいながら予約をするのですが、2回目接種の予約は想像よりも空きが少なく35日後~38日後の日程しかありませんでした。

画像6

小学生の子どもが夏休みに入ってしまっているため少し困りましたが、7月21日に2回目接種の予約をしました。

経過観察室で待機

予約が済むと経過観察室に案内され、椅子に座って安静にして待ちます。熱中症防止のため飲み物を飲むことができますが、食事や飲酒はできません。この部屋には飲料自動販売機もありました。特殊詐欺に注意を呼びかけるムービーが終始流れていて、前の日まで高齢者のみが対象だったことを感じさせます。

私は30分待機するよう言われたので、30分後の時刻が書いてある用紙を渡されました。その時刻が過ぎれば退出可能で、用紙を係員に渡して退出しました。

1時間以内で完了

入場から退出まで50分間でした。ただし私は経過観察が30分だったので、15分の人は単純にその分短く済みます。

帰りは東京駅までバス

帰りは大手町駅ではなく東京駅を目指しました。はとバスに乗ってみたいという不純な動機。はとバスに乗ったことがなかったのです。

バス乗場はこちら、という案内をたどっていくと竹橋駅方面でした。バスは何台か待機していてすぐに乗り込むことができました。

画像7

バスの列を見ると何台かに1回ははとバスではなく都営バスが使われているようでした。バスの種類にこだわらない人なら大丈夫かもしれません 笑 皇居周辺を通りバスは無事に東京駅に着きました。

副反応(当日夕方)

さて、気になるのが接種後の副反応です。午後に接種した私ですが、接種直後から患部がひきつれたような感覚がありました。その後腫れが増してきて「触らないで~」という感じには痛かったです。頭痛もあったのですが、当日は接種前から頭痛があったので副反応かどうかは定かではありません。

副反応(翌日)

接種翌日に副反応が強く出ることが多いと聞いていたので警戒していましたが、相変わらず患部周辺が痛い以外は発熱や頭痛もありませんでした。腕が上がらない、とよく聞きますがそこまででもなく。ただ何かスポーツをすることになったら断ると思います。

副反応(翌々日)

朝起きると腫れもほとんどおさまり、痛みも消失していました。モデルナワクチンの副反応は5日~一週間くらい遅延して現れることもあるそうなので、引き続き気をつけていこうと思います。

大規模接種センターでの接種を終えて

早くワクチン接種をしたいという気持ちがあったのもありますが、自衛隊東京大規模接種センターでの接種を体験できてよかったです。たくさんのスタッフがかかわり、できるだけスムーズに接種できるように尽力されているのがすごいなぁとただただ感心しました。

ワクチンを接種するか否か、大規模接種センターを選ぶか地元の会場を選ぶか、個人の自由だと思います。自衛隊東京接種センターで接種予定の人や接種を検討している方の参考になれば嬉しいです。

※この記事は一個人の体験記で、ワクチン接種の是非には言及しません※

追記

遅れて現れた副反応について記事を書きました。
https://note.com/yuki20feb/n/nc5caf5cb9bbb

サポート頂けたら励みになります♪気に入って下さった方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いします!