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ゼロから始める伊賀の米づくり〜新米兼業農家の記録〜

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2020年1月、三重県伊賀市の父の実家の田を継ぐことになった男の米作り1年目からの記録です。京都⇄伊賀の二拠点生活を送っている筆者が、家族の思い、地域の信頼に応えるべく、自然のま…
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2023年2月の記事一覧

ゼロから始める伊賀の米づくり41:冬の田んぼで石拾い。稲の生育しやすい環境づくり

正月休みで帰省した間は、早朝の寒さを感じつつもこの季節ならではの景色を散歩しながら堪能してみたり、 曽祖父の遺した耕作放棄地を50年ぶりに開拓するなどして、過ごしていました。 しかし、農閑期とはいえこの冬の間にも田んぼについてできることはあります。 石拾いです。田んぼをトラクターによって耕し、雨が降った後は地表に石が露出します。 その石は苗の生育を阻害してしまうものであるため、拾いながら取り除きます。 今回は、霜が降りる正月休みの早朝に行うことにしました。 ウイン

4ヶ月の途中成果:「新しい百姓のあり方の実践を、この農閑期から始めます」宣言からの進展

🌳六反百姓・大森、農閑期に『令和の結(ゆい)』を始めます🌳と題した農閑期の暮らしと仕事づくりの実験を宣言して、4ヶ月が経ちました。 おかげさまで各方面からの反響や進展がありましたので、その経過報告と続報をお伝えできればと思います。(まとまらないなりに、ひとまず区切りとして出してみます) 『令和の結(ゆい)』を通して進展したことまず、私にとって季節の移り変わりと暮らし、仕事は文字通り一体化しているという前提がありました。実家の稲刈りが終われば農閑期に入ります。 寒さの厳し

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