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ゼロから始める伊賀の米づくり〜新米兼業農家の記録〜

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2020年1月、三重県伊賀市の父の実家の田を継ぐことになった男の米作り1年目からの記録です。京都⇄伊賀の二拠点生活を送っている筆者が、家族の思い、地域の信頼に応えるべく、自然のま…
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2021年9月の記事一覧

ゼロから始める実家の米づくり番外編:手作業で籾を玄米にしてみよう🌾

兼業農家として機械を使った乾燥、籾摺り、精米を行っていると、どうしても機械の途中に詰まったりした籾が出てきてしまいます。 機械の掃除を行なっていると出てくるこうした籾をどうしたものかいつも悩んでいたのですが、今回は、この籾を手作業で玄米にしていきたいと思います🌱 収穫した籾が、玄米、白米となり、私たちの口に入るまで 稲穂の実った田んぼに刈り取り用の機械・コンバインで入り、稲刈りを行なっていくと、このような籾となります。 この籾を、まずは乾燥させて水分量を減らし、保存がき

ゼロから始める伊賀の米づくり23:稲刈りから籾摺り、袋詰めへ

さて、先日、田んぼで稲刈りを行った続きです。 稲は刈っただけでは私たちが普段食べているお米にはなりません。この作業場にある機械たちに手伝ってもらいます。 まず、コンバインで収穫された籾🌾は、上の画像右手の乾燥機の中に入れられます。 収穫したばかりの籾(米)は、水分量を多く含んでいます(約20〜30%程度)。 この水分量を14〜15%になるまで乾燥させていきます。乾燥させることで劣化したり味が落ちたり、また、発芽することなく保存もききやすくなります。 乾燥を終えると、

ゼロから始める伊賀の米づくり22:父から継いで2年目の収穫

見渡す限りの田園風景の景色。三重県伊賀市の実家の田んぼは、いよいよ収穫の時期となりました。 先述していたように、今年は8月に入って「災害級の豪雨」と報道された長く強い雨が続いていたため、例年に比べると収穫のタイミングが1週間弱遅れることとなりました。 それでも、こうして稲穂🌾をつけてくれているのを見ると、安心します。 (あぁ、よかった) 稲穂を確認してみると、すっかり色が黄緑色から変わってきているのがよくわかります。 あとは、圃場(ほじょう:田んぼのこと)の土の渇き