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社畜でもできる英語勉強法

「2019年は英語の年にする」
と宣言して、なんだかんだありましたがやりきった気がします。
結果的にはもうちょっと続けないといけない気もしますが、一度振り返ってみようと思います。

きっかけ

・2019年始のタイミングでLinkedInのプロフィールを書き換えたところ、ほとんどのオファーが英語で来るということに気づく
・「もしかして英語できないと年収上がらない…?」と思い立ち、1年くらいかけて一気に勉強するか!とやり始める
・転職周辺の話はこちら


初期レベル

・正直2019年頭の英語のレベルを測ることができないのでかなり遡る
・入社時(2011年)に受けたTOEICの点数は575点
・院試を受けたときにはもう少し高かったが、それでも650点(2008年)
・この先1秒も英語を勉強しなかったのでおそらくこの水準がベース

結果

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・260点向上という結果に
・後述するがTOEICの勉強はしなかったので、実際能力が伸びていると思う
・とりあえず日常会話くらいはできそう
・仕事の打ち合わせで英語を使うと「言いたいことが言えない!」とはなる
・リーディングはできなくはないが速くなってる感覚なし

意識したこと①:正しさより継続

・所詮は言語なので「続けさえすれば絶対にできるようになる」という謎の自信を持った
・逆に言えば、『続けること』を主眼に置いたので『近道すること』は主眼に置かなかった
・世の中には『効率的な勉強法』が出回りまくっているが、そういうのはすべて無視して、とにかくペラペラになっているゴールをイメージし続け、その瞬間その瞬間に自分が必要だと思うことを選択し続けた
・一言で言えば、『正しさより継続』が大事だと判断した

意識したこと②:『どこでもできる勉強法』を選ぶ

・上記の通り『正しさより継続』が必須なので、『こういう状態じゃないとできない』という状態を可能な限り排除した
・スマホが大活躍した(僕たちはスマートフォンが大好きだ!)

意識したこと③:スキマ時間で徹底的にやる

・どんなに続けると言っても毎日2時間ずつのフリータイムを作るのは無理
・行き帰りの時間や移動時間、食事をひとりで食べている時間などのスキマ時間を徹底的に集めて、すべてを英語勉強に当てた


やったこと①:単語アプリ:△

・効果的に単語を覚えられる単語アプリ『mikan』を使って勉強することをスタート

・最初1ヶ月くらいで3000語くらいをやった
・『mikan』自体はとても優れており、たしかにポンポン進めることができた
・ただ、フラッシュ記憶感が強く1週間後に覚えているかと言われるとかなり怪しい感じに
・自分でしゃべるのに使えるかと言われると、それはもっと怪しい感じ
・やれどもやれども『英語ができるようになってる感じ』に近づいている感は無く、勉強法を修正
・やった期間はだいたい1ヶ月くらい
・このころは毎日30分ほど

やったこと②:フレーズ集丸暗記:◯

・様々な人からいい勉強法だと聞く『フレーズ集の丸暗記』に着手した
・フレーズ集ってこういうやつ

・『正しさより継続』なので、とにかく友人に聞いたおすすめ本でスタート
・実際選んだ本はこれ

・と言いつつ『CD』と『本』という組み合わせは『どこでもできる勉強法』とは程遠いので、完全にスマホに移植した
・まずCDはすべてiTunesに入れてiPhoneから聞けるように
・また、本もすべてカメラで撮って画像化
・本を開く手間をゼロにすることでその後の継続を取る
・こんな感じ

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・「だったら最初から電子書籍のやつにすれば!?」という声が聞こえて来そうだが、ここは『正しさより継続』なのでスタートダッシュを取った

・また、モチベーション管理がキモになるのははじめからわかっていたので、『毎日どれくらい進めたか』を記入するシートを作った
・これを作ることで『やった量の可視化』をして、毎日強制的に自分が動くようにした
・実際のシートはこんな感じ

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・ほとんどのフレーズが日常的に使うものなので即効性が高いと思った
・ちょっと気合い入れてやれば1周だいたい1ヶ月で終われる
・2月ごろと8月ごろ、あわせて2周やった
・もうちょっと先に進んだらもう1周くらいやってもいいかも
・このころから大体毎日2時間くらい勉強するようになり始めた

やったこと③:Netflix:◎

・Netflixは英語勉強ツールとしても神サービス
・言語、字幕の切り替えができるので、いろいろなパターンで勉強ができる
・加えて、スマホにダウンロードできるので、端末に大量にダウンロードしておけばいつでもどこでも勉強ができる
・ちなみに勉強に向いていた作品はこちら

・最初はあまりにわからないので同じ話を5周見ていた

1. 字幕なし(どれくらいわかるかチェック)
2. 日本語字幕(おおまかな流れを把握)
3. 英語字幕(わからない単語や表現を全部抜き出す)
4. 英語字幕(発音をチェック)
5. 字幕なし(全部わかるかチェック)

・さすがに英語力が低くても5周も見れば聞けるようになることがわかった
・単語の抜き出しもこれでできるので、単語単体で勉強する必要なし
・だんだんわかるようになってきたので1周目をなくし、5周目をなくし、4周目をなくし…とやっていっていまは大体1周くらいだけ見ている

・ちなみにわからない単語はGoogle翻訳アプリでストックするのがおすすめ

・精度自体はあんまり高くないものの、そのまま単語をストックしておけるので単語帳として活用できる
・これがmikanと連動したら一番最高なのだが。。

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やったこと④:語学学校:◎?

・有給消化のタイミングで1ヶ月ニューヨークに行ったので語学学校にちょっとだけ入った
・行った学校はこちら

・毎日4時間、みっちり勉強し続けた
・授業自体はかなり素晴らしかったが、ただただ自信を失って帰ってきた感がある。。
・友達ができたのでこれはかなり良かった

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・ただ、さすがに「ニューヨークに留学に行こう!」って誰にでもできることではないと思うので『正しさより継続』の観点ではNG

やったこと⑤:meetup:◯

・NYに行ったタイミングで同じくおすすめしてもらったmeetupに何度も行った
・サービスはこちら

・実際に『ただただ会話する』という感じなので、勇気さえ出せば相当な勉強になる
・東京でもこんな感じでイベントがあるので、時間を作って行けばかなり良さそう

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・ただ、Netflixなどに比べて「いつでもどこでもできる」という類のものではないので、ちょっと気合いが必要

やったこと⑥:オンライン英会話:△

・実践の場としては相当良さそうな気はしたが、意外と難しいかもという印象
・基本的にはビデオチャットでつなぐので「この背景で大丈夫かな。。」とか余計なことに頭が回ってしまい、思ったより続かなかった
・ビデオを切るにしても、構造上音声だけは絶対に出すことになるので、カフェなんかではできなくて、場所を探す難易度高めだなという気はした
・ちなみにいくつか比べて選んだサービスはこれだった

・いろいろ言い訳は書いたけど、そうはいっても会話はやらないといけないのでどこかで再開しようと思っている

やったこと⑦:TOEIC:◯

・TOEICの勉強自体は一切やらなかった
・あくまでもチェックとして何回か受験
・ちょっと時間がたって受けるとできるようになってる感も味わえるのでおすすめ
・ただ、ハックしてしまえば点数が伸びることは明らかなので、用法用量を守ることが大事そう
・「TOEFLのほうがいいんじゃない?」みたいなのは正直どちらでも良いかなと
・現状の自分から考えると、スコアがほしいというよりはチェックをしたいという感じなので


まとめ

意識したこと
①:正しさより継続
②:『どこでもできる勉強法』を選ぶ
③:スキマ時間で徹底的にやる

やったこと
①:単語アプリ:△
②:フレーズ集丸暗記:◯
③:Netflix:◎
④:語学学校:◎?
⑤:meetup:◯
⑥:オンライン英会話:△
⑦:TOEIC:◯

・と並べてみたものの、結局のところはバランスで、いろんな分野の勉強をすることで相乗効果があるなと思った

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・Netflixをやることで話すことができるようになり、会話をすることでリスニングの精度も上がる
・フレーズ集を勉強することで話せる内容が増え、会話ができるようになる
・会話をやることでフレーズ集を勉強する気になる
・などなど

ということで、もう半年くらい続けてみます!

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