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1分で話せ『大事なことをシンプルに伝える』

第1章 伝えるための基本事項

・人は相手の話の80%は聞いていない
→1分で話せるように話を組み立て、伝える。

・どんな話でも1分で伝えることはできる
→伝える力がアップする。

・「結局、動かしてなんぼ」
相手が動くために、できること全てやりきる。
根回し、席配置、挨拶、フォローなどの前後のアクションもトータルで設計していく。

・「プレゼンをする前に覚えておきたい考え方」
①何のためにプレゼンするのか
これを意識する。
なぜ?→「聞き手を動かすため」
相手を動かすことを意識する。

② 相手は誰か?
誰に伝えるモノなのか確認
・どういう立場
・どんなことに興味あるか
・どんなことをこのプレゼンに求めているか
・専門的な要素をどこまで理解できるか
・何をどんなふうに言うとネガティブな反応をするか
→聞き手のイメージに基づいて伝える内容を作り上げていく。

③ ゴールは何か?
聞き手をどういう状態に持っていきたいか考える。
ゴール→理解してもらう❌
理解した上でどうして欲しいのか考える。

第2章 1分で伝える

・ピラミッドでロジカルにストーリーを考える!
A「〜が結論です。」
「理由はAでBでCだからです。」
B「了解。」
これでいい。
ロジカル=意味が繋がっている
「ロジカル」に考える癖をつける
→説得力が増す話ができるようになる!

考える=結論を出すこと
ex) 眠い(情報)
カフェインは眠気がとれる(知識)
→結論:コーヒーを飲もう!(行動)

結論を出していくためには自分に問いを立てる
まずは根拠を並べて「だから何?」と問う。
出てきた答えに対して「本当か?」と問う。
毎日この考える習慣を作る!

・根拠は3つ
「3軸」はイメージしやすい
「縦・横・高さ」や「ポップ・ステップ・ジャンプ」など3つ並べるとリズミカルで覚えやすい
「私の主張は〜です。理由は3点あって、1点目はこうわ2点目はこう、3点目はこうです。」

聴く側は「3点あります」と言われた際に、
理由



と書き始める。

プレゼンとは
「相手の頭の中に自分が伝えたいことの骨組みや中身を『移植していく』作業」 

・いらない言葉をいかに削るか
ex)基本的に→❌
スッキリ・カンタンの観点で→スッキリ・カンタンに
ブラッシュアップしていきます→磨いていきます。

話が伝わらなくなる4つの話
・プロセスを話す
・気を使いすぎる
・自分の意見とは違うことを言う
・笑いを入れる

第3章 スッキリ・カンタンでいこう

・一瞬だけ注目を集めるのではなく、プレゼンしている間、集中力をこちらに向け続けてもらうことが大事。
→わからない・難しい箇所が出てきたらずっとそのことについて考えてしまったり、シャットダウンしてしまう。
全てにおいてスッキリ・カンタンに。

言葉もスライドもスッキリが鉄則
言葉「短く、言い切る。中学生レベルの言葉」
スライド「読まずに頭に入る」

第4章 1分でその気になってもらう

・ロジカルに正しいことを言われても、人は簡単に動かない。

・人はイメージを想像することで、感情が揺さぶられる。言われたことに自分を当てはめて考えるようになるか。この想像のサポートをする。

イメージを描いてもらうために行う2つのこと
・ビジュアルを見せる
・「例えば」を入れる
ex)働きやすい職場だからです。例えば、フレックスタイムで自由に働け、リモートワークで自宅で働くこともできます。

・イメージを沸かせるためにピラミッドを3段にする。「結論」→「根拠」→「例えば」
話の中で3段目の内容を「例えば」と入れる。
必ず上(結論)から作らなければいけないわけではない。意味が通じるかが大事。
使えるワード「想像してみてください」

第5章 1分で動いてもらう 

【これまでの復習】
主張と根拠のピラミッドを作りロジックで「左脳」を刺激。次に写真や絵、動画や「例えば」を使ってイメージを想像させて「右脳」を刺激する。これにより、聞き手は話を理解し、よりこちらに思いを向けてくれる。

ここからもう一押しできる❗️

・「超一言」を使う。
覚えやすく、その一言でプレゼン全体を表現するようなキーワード
ex)キチリクルン(きっちり来るため)
超一言を入れるだけで、聞き手はびっくりするほど話を覚えてくれている。

人前で話すときの4つのポイント
・しっかりと聞き手を見る
・多少、動きをつける
・相手と対話をするように声を届ける
・話の区切りで、普段より3秒ほど長く間をとってみる。

・相手に憑依した自分を想像して話す
イメージをつけるため実際に「相手の席」に座ることも⭕️

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