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「海辺のエトランゼ」を観ました

映画鑑賞備忘録です。

2020年8本目は「海辺のエトランゼ」。

紀伊カンナ原作の同名漫画の映画化作品です。

ネットで今作の映画化を知ったとき、数年前に友人がこの原作を面白いと言っていたなと思い出して、ちょっと観てみようかなとふらっと行ってきました。

非常にざっくりとしたあらすじは、沖縄の離島で出会った小説家の橋本駿と高校生の知花実央が交流を深め、同性同士の恋愛に対する葛藤を乗り越えつつ距離を縮めていく物語です。BLとしてはかなり王道な内容かと思います。

映画が始まって、真っ先に思ったのは絵の綺麗さです。舞台が沖縄ということで、穏やかで透き通った海、草木や花々が鮮やかに描かれています。

恋愛描写についてはとにかくピュアで、年下の実央の健気さに癒されました。守りたい、あの笑顔……。とはいえ、PG12指定なのでそういう描写が苦手な方は一応身構えたほうがいいかも。

原作の単行本1冊を59分の映画にしているため、結構内容が端折られているのでところどころで話の繋がりがちょっと気になりましたが、そこはまあ原作読んでって感じですかね。

ちなみに男性客も割といたので、見ようか迷ってる男子のみんな、恥ずかしがらずに劇場に足を運んで大丈夫ですよ。大丈夫ですよ(大切なことなので2回言いました)。


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