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2021年 秋アニメ視聴作品雑感(完走した感想)

すでに2022年も3月になろうとしていますが、2021年秋アニメの感想です。昨秋はあまり観るものないな~と思いつつ、2クール作品1本含めて5本完走しました。

1)見える子ちゃん

ある日突然幽霊が視えるようになってしまった女子高生、四谷みこが視えていることを悟られないように何が起きても平常心を保とうとする様をコメディタッチに描くホラーアニメ。重厚なストーリーとかは特にないので、おぞましいクリーチャーを真顔でやり過ごす主人公のシュールな様子を楽しむ作品でした。パワースポットの神?の存在など、いくつか未解決なまま終わってしまったので続きは原作で、という感じでしたね。最終話の演出はなかなか斬新でした。配信ではなくリアタイで観ていたらまんまとやられていたかもしれません笑

2)月とライカと吸血姫

冷戦時の宇宙開発競争の中、宇宙飛行士候補生のレフ・レプスと吸血鬼の少女、イリナ・ルミネスクが月を目指して奮闘する物語。テーマは壮大ながら1クールでしっかりと宇宙へ向かうまでの道程や2人の交流、結末まで描かれています。思いのほか、波乱万丈はなく割と淡々と話しが進んでいった感はありますが、希望に溢れたストーリーで視聴後の印象は良いですね。イリナの声優を務めた林原めぐみさんの演技も良かったです。

3)マヴラブ オルタネイティブ

PCゲーム「マヴラブ オルタネイティヴ」のアニメ化。原作をプレイしていなくてもめちゃくちゃグロいスチルが有名なので、それで知っている方もいるかもしれません。私もそのクチです。今回のアニメ化ではそこまでストーリーが行かず、序盤部分の人間同士のいざこざまででした。内容は原作を知らないと恐らくほとんど意味がわからないと思うので、完全に原作ファン向けでしたね。第2期の放送が決まっていますが、間違いなく血の海が待っているので心して視聴したいと思います。

4)ポプテピピック 再放送(リミックス版)

2018年放送の「ポプテピピック」の映像はほぼそのままに、声優を全シャッフルして放送するというポプテピならではの”新作”。今回も声優のやりたい放題(やらされ放題?)が炸裂していて、2018年版とはまた違う作品として楽しめました。それにしても、3年の時を経て同じアニメを放送する斬新さはさすが……と思ったら、放送終了時に第2期を発表する周到さ。本当にさすがです。

5)白い砂のアクアトープ

7月から2クール連続で放送された作品。1クール目は結構ゆるい感じで、キャラクターのやりとりや美麗なグラフィックを楽しんでいたら、2クール目でまさかの社畜編に突入して驚き。ですが、2クール目に入ってからより面白くなって、良い意味で裏切られたなと感じました。13話目以降は新しい水族館「アクアリウム・ティンガーラ」を舞台に主人公のくくると風花が働くことを通して他者との相互理解や夢について考え、成長していく姿を描いています。パワハラ気味な部長と、それに食らいつこうと社畜道を極めるくくるのエピソードは少し心にきますが、お仕事ものとしての真剣さが伝わってきて見応えがありました。登場時は刺々しい嫌な人だった知夢(ちゆ)が抱える問題が明らかになり、それに向き合おうとする風花の回が私は好きです。

【以下、視聴中】

○王様ランキング

今期覇権候補の呼び声も高い1作。シンプルで童話的な可愛らしい絵柄ながら、シリアスさを匂わせる展開で、序盤は先が気になって仕方がなかったです。個人的には後半やや失速していてうーん……なんですが、最後まで視聴します。

○ルパン三世 PART6

放送されたらとりあえず見る枠。今回もいつものと言えばいつものなんですけど、第10話に押井守脚本の「ダーウィンの鳥」という難解なエピソードがしれっと挟まっていたりと侮れないです。今回はルパンの過去に大きな影響を残した「トモエ」という日本人女性が物語を鍵を握っているのですが、どういう帰結を迎えるのか楽しみです。そして、小林清志さんの次元よ、永遠に……。

○デジモンゴーストゲーム

季節関係ないですが、デジモンの新作を久々にリアタイでみてます。今回は少し先の未来を舞台にした物語で、デジモンによって引き起こされる都市伝説がテーマのややホラーテイストな作品。日曜の朝から殺意高めのデジモンたちが人間どもを恐怖に陥れていて結構ウケます。アグモンポジションにあたるデジモンのガンマモンがかわいいです。あと、戦闘時の挿入歌が熱い。これぞデジモンって感じです。渡部チェル最高。

○チキップダンサーズ

これも季節関係ないアニメ(多分)。サンエックスの新キャラクター、チキップダンサーズのアニメです。私はリラックマの奴隷を生業としています。つきましては、同じ事務所の後輩も応援する義務があるため視聴しています。主人公の「ほねチキン」が友達の「りんごあめ」や「だんご」、「くしかつ」たちと一緒にダンスが大好きな「スキップガエル先生」のもと、リズムに乗ってはしゃぎまくるアニメです。以上の説明では何を言っているのか意味がわからないと思うので、皆さんぜひ視聴してください。ほねチキンかわいいので。あと、ダンスをテーマにしているだけあって曲がファンキーでディスコティックで妙に良いです。

○シャーマンキング

昨年4月から引き続き視聴中。いよいよ物語も後半戦突入です。葉とアンナの出会いを回想した「恐山ル・ヴォワール編」は分かっていてもウルッと来てしまいます。予測可能回避不可能……。それにしても、大人になってから見ると、結構シュールなシーン多いですね。子どもの頃見た作品を改めて見る機会に恵まれて、改めて嬉しい気持ちです。

以上、秋アニメ+の感想でした。次はもっと早めに書こうと思います(思うだけはタダなので)

等身大リラックマをいつか購入したいです。