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「TOVE」を観ました
映画鑑賞備忘録です。
2021年11本目は「TOVE」。
ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの半生を描いた伝記的作品。完全に時系列通り映画にしているわけではないと思いますが、第二次世界大戦中からトーベの父、ヴィクトルが亡くなるあたりまでが描かれているのでおおよそ26歳〜45歳頃の話ですね。
ムーミンそのものに関する内容はあまりなく、あくまでもヤンソンの生き方、考え方に焦点を当てた映画です。直接的な画はないですが、ベッドシーンも割と多めなのでうっかり小さなお子さんとムーミン目当てに観てしまわないように気をつけましょう。(予告を見ればなんとなくわかるので、そんな人はいないと思いますが)
前知識無しで見ても十分理解できる内容ですが、当時のフィンランドのことや、トーベ本人について簡単に調べてから観ると、より理解できるかもしれません。私は何も知らないまま劇場に足を運びましたが、枠にとらわれない恋愛観やその日暮らしな生活、思い切りの良い性格など、結構ロックな人だったんだなぁと驚きました。家賃払っていないのに服やら家具やら良いもの買って生活しちゃうとか自由で最高ですよね。凄く良いと思いました。(よくない)
個人的に、今年は突然ムーミンの可愛さに気付いた年で、ちょっとしたグッズを買ったりしていたのですが、ちょうどいいタイミングで作者の映画が公開されてよかったです。この勢いでムーミンバレーパークにも行こうかと思ったのですが、飯能市が遥か彼方すぎてまだ行けていません。冬のムーミン谷は死ぬほど寒そうだしムーミンたちも冬眠してるでしょうから春が来たら行ってみようと思います。
等身大リラックマをいつか購入したいです。