日本天文学とイエズス会士③~天動説から地動説へ~
第1、2回目は、こちらです。↓↓↓
(承前)
3.天動説(地球中心説)から地動説(太陽中心説)へ
1543年、コペルニクスの『天球の公転について』が出版されたが、これは地動説(太陽中心説)をあくまで信じて、それをベースに、プトレマイオスに匹敵するまでの大天文学書に書き上げ、人々に天動説(地球中心説)か地動説(太陽中心説)かの選択を迫った革命的なものであった。1609年、望遠鏡を手にしたガリレオ・ガリレイ(1564-1642)は、コペルニクス説を支持するようになったが、