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世界の学校の座席事情

 昨日、最後の席替えについての記事を投稿してから、
「世界ではそもそもどんな座席事情なのだろうか?」と興味を持ち、
調べてみました。

 予想はしていたけれど、世界諸国の学校の座席スタイルはさまざまだということがわかりました。
 ロシアは一見日本に近い感じですが、机が固定されていたりするということもあり、基本的に固定された位置で座って授業を受けるということです。 
 日本の机ほど一つ一つの机が独立していて活動に応じて机を自由に動かせるというのは他国にはなかなかないようで、その点も大変興味深い点でした。なるほど、日本の机と椅子って、授業内の活動の幅を広げてくれているのですね?ある人の記事では、日本の学校の机と椅子は世界の中でも最も自由度が高いと書いてありました。
 なんかそう考えるとすごい愛着湧いてきました(笑)しかも安い!(笑)
 家でも学校と同じスタイルの机と椅子を購入してみてはいかがでしょうか(笑)



 ということで、
「この恵まれた?日本の可動性がある机と椅子をフルに活かして、授業内で様々な変化をさせて座らせてみたい!」
という想いが湧いてきました。来年度はホームルームなどでこれまでにしたことのない配置などを考えて、様々な形を試して、ペアやグループ学習をしてみようと思います。

 アメリカは教室にソファがあるの?フランスはまるで会議室のような四角い配置、イギリスは常に4人ぐらいのグループワークスタイルなの?また、中国ではいまだに成績順で座席を配置するとか、受験熱の高い韓国などの座席配置も大変興味深いものがありました。

 わくわくしながら世界の学校の座席配置事情を覗いてみて改めて考えることがありました。

 ペアやグループでの配置もできますが、反対に個でやらせる活動も日本の机椅子であればより独立させやすく、自分だけで集中する作業もしやすいというメリットは見えます。
 実は日本の座席の形態は様々な教育活動をするのに適しているのですね。

 たかが座席、ということではなく、日本の教育活動の中で、座席の決め方についてもいろいろな議論が繰り広げられています。座席一つから様々な教育スタイルも見えてきて、くじで決めるのは正か否かとか、教員が座席を決めるべき議論とか、よくありますが、私は、それすらも生徒たちに任せる時が来たのではないかと考えています。

 またまた4月になると新年度新学期となりますが、来年度、座席配置に関してはなるべく生徒の自主性に任せて、常に変化をもたせてみようかと思います。年度初めは非常勤講師の先生も含めて生徒の名前と顔を一致させるためにしばらくは出席番号スタイルと決まっているのですが、なるべく早期から自由に座席を考えさせるスタイルを実施したいです。

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