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【3/11文字起こし】お笑い芸人の話し方に学ぶ!わかりやすく伝えるコツ

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニングとお知らせ

おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。
毎週月曜日・木曜日は、話し方や伝え方のヒントを紹介しています。
今回は、お笑い芸人の方に学ぶ!わかりやすく伝えるコツ
というテーマです。

今日の内容は、
・たくさんの人の前で話す機会がある
・または、動画や音声などたくさんの人に向けて話す機会がある
・または、1対1、1対少人数であっても
 もっともっとわかりやすく伝えたいと思っている方
のお役に立てたら嬉しいです。

そして今日の内容もnoteに文字起こしをアップしていますので、
内容の復習や話し方のトレーニングにご活用ください。
配信の概要欄にリンクを載せています。

そして今日は本題に入る前にお知らせです。
今、伝わる話し方講座第10期の体験会を行っています。
次回は3月16日土曜日、そして3月30日の土曜日にも開催します。
もっともっとわかりやすく、相手に伝わるように
自分の思いを伝えていきたいと思っている方、
話すことへの苦手意識を克服して
人前に立ったときに自信を持って落ち着いて、堂々と思いを伝えたい、
と思っている方のお役に立てる講座です。
ぜひ、まずは体験会にご参加ください。
こちらも詳細はこの配信の概要欄にURLを載せています。
(noteをご覧の方はこちらからどうぞ!)

そして昨日もお知らせしましたが、
今度の木曜日、14日の夜9時半から
コミュニティ作りの専門家、河原あずささんと
コラボ配信をさせていただきます!

今回はテーマが2つあって、聞き方についての話と
あと あずさんにお聞きしたいのが、ツッコミについての話です。
こちらもぜひ楽しみにしていてください!お知らせでした。

(今回、あずさんにツッコミのお話をお聞きしたいと思う
きっかけとなったVoicyがあります。こちらです。ぜひお聞きください♪)

本編とエンディング

それでは本題のスタートです。
お笑い芸人の話し方に学ぶ!わかりやすく伝えるコツ、というテーマです。

何度かこの番組でも話していますが、私はお笑いが好きです。
そして先月、もう先月ではないか、1月に
M1グランプリの準決勝や決勝に出場された芸人の方たちが
たくさん登場して、1組1ネタずつ披露するライブに行きました。
そこでも、やっぱりお笑い芸人の方達の話し方や伝え方から
学ぶことがたくさんあるなって思いました。

今日はその中のひとつ、「言い換える」。これについて話していきます。

これは、ある言葉をもっとわかりやすく言い換えて
相手に伝わるようにする
、というやり方です。

具体例を話していきます。
芸人の方が使った言葉をそのままここでも使わせていただくと
少しネタのようになってしまうかもしれないので、
別の言葉に置き換えて例えてみます。

ちょっとイメージしてみてください。
まずお笑いコンビなので、お二人ステージに立っていて、
漫才を繰り広げています。
で、2人のうち1人が「局アナが」って言うとします。
そしたらすかさずもう1人の方が
「あ、放送局のアナウンサーですね」と言います。
これが、言い換えです。

まずどちらか1人が「局アナ」という
放送局のアナウンサーの通称を言います。
そして隣の方がすかさず、その「局アナ」という言葉を補足するように
「放送局のアナウンサーですね」と仰います。
こういうシチュエーションがライブの中でありました。
これは、ある言葉を一回ではもしかしたら伝わらないかもしれないとか、
一回言うだけだと遠くの席に座っている人には届かないかもしれない
だからもう一回繰り返す。
しかも同じ言葉を繰り返すのではなくて
よりわかりやすい言葉で補足するように、言い換えて、繰り返す。

これによって、どんな人にも
局アナがアナウンサーのことだなとわかりやすく伝わりますし、
その言葉がより色濃く深く伝わります。

そのとき私は、会場の2階席に座っていました。
後で調べてみると、会場自体は1900人ほど収容できるところで
大きい会場ですよね。
その中で2階なので、ステージの近くで見ていたわけではなかったんです。
もちろんそれで芸人さんの声が聞きにくくなることはなかったですが、
でもやっぱり近くで見ているときと比べて
表情が見えにくかったりはするので

そういった遠くの席にいても、
何かの言葉を言い換えた上で繰り返してくれることによって
わかりやすく伝わってきて、より楽しむことができました。

わかりやすく伝える術を身に付けたいと思ったとき、
ライブを見に行くことはとてもオススメ
です。
お笑いのライブ、又は誰かのトークイベントや講演会、セミナー、
そういったものがオススメです。
どうしてかと言うと、たくさんの人に向けてわかりやすく伝えることは
1対1で伝えることよりも難易度が高い
からです。

目の前にいる人が誰かがわかっていたら、
その人に合わせてわかりやすく伝えることができます。

例えば、同じ職場の人とコミュニケーションを取るときには、
ある程度専門用語だったり、
その会社の中でよく使われる略語のようなものを使っても問題ない。

でも同じ職場の別の部署の方に伝えるとしたら、
もしかしたらこの専門用語はあまりぴんとこないかもしれないなぁと思って何か別の言葉に言い換えてみる、噛み砕いて説明してみる
というふうに、目の前に誰がいるか
そしてその方がどんな状況なのかがわかると
その人にわかるように伝えるにはどうしたらいいか?を
その都度考えることができます。

ただこれが、目の前に人が5人、10人、20人、30人、
または100人もしくはそれ以上たくさんいる
しかも相手の多くが自分にとって初対面だったりする…となると
なるべくそこにいる全員に向けてわかりやすく伝える。
これはハードルが高いことです。

どんな年代の人にも
そしてどんな仕事をしている人にも
お笑いに詳しい人もお笑いにあまり詳しくない人も
なるべくそこにいる全員にわかりやすく伝えて
しかも楽しんでもらうにはどうしたらいいか。

おそらく芸人さんは
そこをとっても細やかに考えて、言葉ひとつひとつ
そしてその伝え方、話し方、間の取り方、表情や目線、身振り手振り、
そういったことを決めていらっしゃると思うんです。

まもなく新年度が始まりますが、
新年度の始まりとともに環境が変わる方も多いと思うんです。
環境が変わることは、話す環境が変わることでもあります

例えば年齢の離れた部下ができるですとか、
研修講師として人前に立つことになるですとか、
そういった、伝える相手が4月以降変わりそうだなぁという方は、
なるべくたくさんの人に
自分と異なる職業の方とか自分と年代が違う方とか
どんな人にもわかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?を
ぜひ考えてみてください!

ライブに行って学ぶこともオススメの方法です。
そして芸人さんもやっていらっしゃった
何かひとつの言葉を言い換えた上で繰り返す
こちらも、よりわかりやすく伝える上でとってもオススメの方法です!
ぜひ取り入れてみてください。

今回は、お笑い芸人の話し方に学ぶ!わかりやすく伝えるコツ
というテーマでお届けしました。

エンディングです。
今日も最後まで聞いてくだささってありがとうございます!
相手は高山ゆかりでした。また明日!

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