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【4/22文字起こし】聞き手を惹きつける人の話し方はここが違う!〜今日からできるTipsもご紹介〜

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。4月12日、月曜日です。
毎週月曜日は、話し方・伝え方のヒントをお届けしています。
今回は、惹きつける人の話し方はここが違う!
というテーマでお届けします。

ぱっと人を惹きつける人、
又はたくさん人が集まっている中で
その人が話を始めると皆の注目が集まる、
ついついその人が話し出すと聞き入ってしまう…というふうに
グッと聞き手の心をつかんで、聞き手を惹きつける人っていますよね。
じゃあそういった人は、どんな話し方をしているのでしょうか。

これはもちろん、特徴はひとつではなくいくつかあるんですが
その中から今日はこれ!と言うものをひとつ、ご紹介します。
そして、これ!というものをご紹介したあと
じゃあどのようにすればその惹きつける人の話し方の特徴を
実践できるのか、具体的なやり方もご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
なお、今日の内容もnoteに文字起こしをアップしていますので
内容の復習や話し方のトレーニングにお役立てください。

本編とエンディング

それでは本題のスタートです。惹きつける人の話し方はここが違う

オープニングでも話したように、
惹きつける人の話し方の特徴・共通点は、もちろん1つではありません。
それは声の大きさかもしれないですし
話しているときの表情かもしれません。
また、話すときの第一声…まず最初にどんなことを言っているかという
何を言うか?の部分でも、聞き手をグッと惹きつけることがあります。

で、そういった中で今日はひとつ。
今日は聞き手を惹きつける人の話し方は、とにかく具体的です。
自分の言葉で、何かの感想だったり意見だったり
自分の思いを話しています。
この、「自分の言葉で」というのが、具体的に話しているということです

例えば…今は4月なので、いろんな会社で研修が行われています。
そういった研修を受けたときに、最後に
「じゃあ今日の感想をひとり一言ずつお願いします!」と
その日の感想だったりとか
自分にとって学びになったことをシェアする場面があったりしますよね。

そういった場面で、聞き手をぐっと惹きつける人は
ただ面白かったですとか
学びがいっぱいありましたと言うだけではなくて、自分の言葉で
その日の研修がどのように自分にとって学びになったのか、ですとか
どういったことが自分に特に刺さったのか。というふうに
具体的に自分の言葉でその日の感想を伝えています。

又は、最近どんどん暖かくなってきて、お出かけ日和になっていますよね。
なので、この前の週末…昨日、一昨日も
どこかに出かけた方も多いかもしれません。
そういったお出かけをしたときに、こういう景色が綺麗だったとか
ここでご飯を食べておいしかった、と
その思い出だったり、感想だったりを話すときにも
ただ綺麗だった、美味しかったと言うだけではなくて
楽しかったと言うだけではなくて
自分の言葉で、具体的に
どのように綺麗だったか、どんなふうにその景色に感激したのか
あとは、食べたご飯がどんなふうにおいしかったのかというのを
自分の言葉で話しています

どうして自分の言葉で具体的に話す人は
聞き手の心を惹きつけるかと言うと、これは主に2つあります。

まず1つは、自分の言葉、具体的な言葉は人とかぶりにくいということです。
ただ、感動しましたとか、楽しかったですと言うのは
多くの人が言えることです。

でも、自分自身の心と向き合って
どこかどんなふうに楽しかったのか、どんなところに感動したのか
自分にとってどういう学びがあったのかを
自分の言葉で伝えている人は、それだけで、
言葉が具体的であるだけで、他の人と話の内容が被りにくくなります。

なので、聞き手を惹きつけたりとか
あと、聞き手にとって印象に残る話ができたりします。

そしてもうひとつ。
どうして具体的な、そして自分の言葉で話している人は
聞き手を惹きつけるかと言うと、
具体的な言葉は、その人が考えた上で発せられる言葉であることが
多いから
です。
そして、考えた上で出てくる言葉は
思いを込めようと思わなくても
自然と思いがこもっていくことも多いからです。

何かの感想を話すときにも、繰り返しになりますが…
ただ感動しました、とか楽しかったです、嬉しかったですと
言うだけではなくて、
どこでどのように感動したのかを言葉にして伝えられるということは
言葉にするために自分の気持ちと向き合って、考えていると思うんです。

皆さんにもそういったご経験があるのではないかなと思うんですが
話す内容とか自分が伝えていく言葉って、
じっくり考えて、で、自分の思いと向き合うことによって
言葉一つ一つに思い入れが出てくるといいますか
自然と思いを込めて話そうと思わなくても、
自分が本当に思ったことを具体的に言語化できているので、
自然と思いがこもっていく

それが声のトーンなのか、抑揚なのか、表情なのか、間の取り方なのか、
自然と話し方にも現れて、
それがその人の魅力になって、聞き手を惹きつける。というのもあります。なのでぜひ、皆さんも、自分の言葉で具体的に思いを伝えてみてください。

では最後に具体的に話すにはどうしたらいいか?について
今日はひとつご紹介します。
具体的に話す場面っていろいろあるかと思うんですけれど
何かの感想を言うとき…どこかに出かけた、こういう景色を見た、
こういうお店でご飯を食べた、こういう本を読んだ、など
何らかの感想を伝えるときには、
「特に」というキーワードを使って、話す内容を考えてみてください。

例えば1冊の本を読んで、その感想を話すならば
まずざっくりとした感想もあっていいと思うんです。
面白かったとか、心が温まったとか感動したとか
そういうざっくりとした言葉のあとに
特にどのシーンが自分にとって刺さったのか
特に登場人物の誰かの、
このセリフで自分の気持ちがこういう風に動いた
ですとか

あとは研修を受けて
その研修の感想を1人ずつシェアしてくださいと言われたときには
中でも特にこの部分が自分にとって学びになった
で、そこからもう少し深掘りをして
じゃあどんなふうに勉強になったかとか
今の自分と照らし合わせて
これからその学びを得た上でどうしていきたいか
を話してみる…
というふうに、まず、場面を限定することをおすすめします!

本だったり映画だったり、その他のこともですが
ざっくりと「この本の感想を言ってみよう」
「この映画の感想を言葉にしてみよう」って思うと
本だったら1冊、時間をかけて読みますよね。
映画も、1本 2時間なのか1時間半なのか、
そういったそれなりにまとまった時間をかけて
見たり読んだり聞いたりしたものの感想ってなると
何から話したらいいか分からなくなってしまう。

なので、まず自分の中で
特にこの場面だ、
特にこの登場人物だ、
特にこの景色のこういうところだ、っていう、場面を限定して
そこから内容を考えていくと
もうその時点で言葉が具体的になりやすいです。

いろんな感想だったりとか
その日学んだこと、気づいたことをシェアする場面がある方は
ぜひ「特に」というキーワードを使って内容を考えてみてください!

今回は、惹きつける人の話し方はここが違う!
というテーマでお届けしました。

エンディングです。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます!
お相手は高山ゆかりでした。また明日!


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