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ドリアン見学3日目最終日

見学最後は土曜日。
平時のマツイの仕込み、窯×2、水曜日の計量に加え、ハレのパンである栗の仕込みが始まった。

栗、シュトーレンと、忙しい時期がしばらく続くらしい。
よくわかっていない私は「そうなんだ、、、」状態でスタート。

朝礼ミーティングで聞いた
農家さんと直接契約の良さ、お互いにとってのリスク(納品タイミングがよめない、出荷量変動の緩衝ができないなど)
も経営者視点で新鮮だった。

材料の仕入れ、継続など直面することがいっぱいあるんだろうな~。
組織で既に決められたもので働いてきたから、そういった自社だけでなく取引先への責任というのもピリッと感じるものがあった。

これで一週間弱なのだと…
なので当面栗渋皮煮を仕込み続ける日々。
大きくて綺麗な良い栗はさすがハレのパン
いつもの仕込みをしつつ
栗を茹でたり
マツイを仕込んだり
ツカノマパンのジャガや材料を準備したり
窯をおこして焼いたり
お母さん今日も美味しいごはん
ありがとうございます!

土曜日は比較的ゆとりがあるよ、と言われてたけど、
もともとテトリスのように組み立てられた作業スケジュールなので
ハレの仕込みが増えたり
イベントの準備が上乗せになったときには
全然余裕ではなさそう。
いつも無駄な動きがないけれど、いっそう緊張感が漂っていた。

それでもキチキチッとこなしていくお二人はさすがだが、自分だったらあまりツメツメだと悦から遠ざかりそうな気もした。

経営と
作って売れる量と
労働時間と

ここは明確に説明できるようにならないとだな。

窯の出し入れを少しだけさせてもらえた(型のあるもの)。

へっぴり腰だし
持ち方そうじゃなかった。
見よう見まねができてなかった!

見てるだけとやるのでは
やっぱり全然違う~~

今日も惚れ惚れなパンのみなさん

3日間見学したまとめ。

良かったこと

  • 作業ひとつひとつの手早さ正確さには課題アリアリだが、ドリアンレシピでのパン作りはなんかできそう。やればやれそうな気がする。

  • パン屋としてのドリアンのスケール感を知ることができた。ここまでの規模と効率性は自分には現実的でなく、souda!さんのほうが設備のイメージも近い。そうなると経営についても改めて考えることがでてくる。

  • 直接や間接的に、パン学校の先輩の話を聞けた

  • ドリアンに関わる人の暖かさを実感した。ご縁のありがたさを感じた。

  • 質問をバンバンできた

課題

  • 薪窯を扱う楽しさをほとんど経験できていない

  • 薪窯の長所短所に目をむけることができた。自分がしたいことの方向性を具体化しなければいけないと再認識した。

  • 出産や子育てのなかで、いまのモチベーションや気力をキープできるかの不安(ここは一意見を伺うことができた。考えうる選択肢と本当にやりたいことをはっきりさせるのが真の課題)

  • 事務作業のコントロール(メール対応や発注、通販と配送準備のメリットデメリット)

  • 店や住環境のこと

中村さん、塚原さんには真摯に応えていただき貴重な時間を過ごした。
そしてやはり次の課題として残り続けているのが自分がやりたいことのかたち。

「これこれ!まさにこういう感じのやりたかったの」
ではなく、
「こういう感じより、、、こうかな」
と亀足で進むやりたいこと像の具体化。

個人の資質として慎重さが強すぎるからだろうか。

ドリアン見学で仕入れた情報を消化しながら
自分のピッタリを見つけて
実現していこう。

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