【日本の離島】薩南諸島と吐噶喇列島でダイビングしながら漁船で移動する②

トカラクルーズダイビング
竹島~中之島~諏訪之瀬島~口之島~口永良部島の旅。

陸のベッドで眠る幸せを嚙み締めて、
エネルギーを充電した翌朝以降はひたすら漁船で移動&ダイビング。

竹島の沈船
水中で風化する様が物悲しい

このツアーに参加するダイバーは基本的にスキルが自立(自分のことは自分で管理)している、同時にやや中毒気味のメンツが多い。
そうでなければわざわざこんなツアーに参加していない。

諏訪瀬島の周辺もあたりをつけて潜る。
火山の島感あふれる風貌

最初の1本目は慣らしやスキルチェックを兼ねて
まったりダイビングで様子見がお決まりのパターン。

水中の地形も火山の影響を受けているのだろう
水深??mまでの水底は深くて見えない
壁一面賑やか
アカガメ
アオウミガメより首が太くて目つきが悪い印象
360℃サンゴ
水中の透明度も高く地平線のように見渡せる

水温高め、透明度が高く水中は華やか。
薩南・吐噶喇の海は、沖縄のサンゴ礁よりも魚影も濃く(魚が多い)、
色鮮やかなように感じている。

水の流れに沿っているときは浮遊感がたまらない
(逆らって泳がないといけない場合は修行)

そしてツアー参加者の大部分が望んだものが、いわゆる大型回遊魚など「オオモノ」に出会うこと。
自然のものなので運要素も強いが、季節、その日の海水温や潮流からあたりをつけて潜るポイント(場所)を決める。
自分を始め、見ごたえある、格好いい、レアキャラ系が参加者に好まれた。

マダラトビエイの群れ
通りすがりのハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)
ダイバーの人気者
通りすがりのイソマグロ(単体)

「オオモノ」に出会えたダイビング後の船上は大盛り上がり。
はじめましてのメンバーも共通のネタがあるので一気に仲良くなれる。

逆に期待に沿わない水中だった場合もよくあるけれど、それはそれでネタにして笑い合えるのがどんな海でも楽しめるダイバーのマナーである。

その場その時のコンディションで、たまたま一緒になった人たちと遊びを共有する。
そういえばそれはダイビングを続けるなかで身に着けていった考えだったな。
だって片道何時間もかけて移動して、器材の準備もして、お金も使って遊ぶのに
場合によっては海中がにごり酒状態でただ海水に浸かりに行ったようなこともある。「まあそんなこともあるよね~」とネタにして笑えるほうが、どんな海でも自主的に遊べている感覚が養える。

本気の遊びだったな~
パン学校でも言われる本気の遊びが大事ということ。
ダイビングに限らず、これからも本気の遊びを作っていこう。

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