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神の慮り(おもんばかり)

昨日は、オンライン古事記塾に参加しました。
毎月、今野華都子先生から、日本人として大切にしたいことを学ばせていただいています。

昨日は、『こころの働き』についてでした。
こちらにまとめましたので、ぜひお読みくださいね。


最後に
神渡良平先生が意訳された『神の慮り』という詩を紹介していただきました。

この詩は、ニューヨーク大学病院リハビリセンターのロビーに掲げられているのだそうです。

神の慮り

大きなことを成し遂げるために
力を与えて欲しいと神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと
弱さを授かった

より偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
より良きことができるようにと
病弱を与えられた

幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった

人生を楽しもうと
たくさんのものを求めたのに
むしろ人生を味わうようにと
シンプルな生活を与えられた

求めたものは何ひとつとして
与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられていた
私はあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されていたのだ


いかがでしょうか?
自分を導けるのは自分だけ。
複雑にしているのも自分。
それは欲がそうさせているだけで、
実に単純明快なものです。

人生は悩んだり迷ったりしているほど長くはありません。
自分のまごころをどれだけ言葉にし、行動していけるのか。
それによって未来は変えていけます。

今野先生からのこの言葉を深く胸に刻んで、日々進んでいこうと思います。

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