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会いたい人、会えない人、会える人。


今年もいよいよ、明日で終わりだ。

夏くらいから始めたTwitterを見ると
いろいろな方のツイートに年末感が溢れている。

「今年はこんなことがありました」
「来年の目標の立て方」

Twitterをする前までは、
ここまで年末感のある字面を見ていなかったから

今年の振り返りとか
来年の目標とか

ちゃんとやらなきゃいけない気になった。
(私にしては良い効果。笑)


私にとって2019年は、
「会う」ということに特化した一年だった。

会いたいと思う人には、
会わなければいけない。
強く心に決めていた。


なぜならば、
私の時間が無限ではないことを
昨年亡くなった友人が教えてくれたからだ。

彼女は、
私が長女を出産した時に
同じ病室で向いのベッドにいた
とても朗らかな
大きな声で笑う、太陽のような人だった。


会いたい人、会えない人、会える人。

会えなくなる時が来ることを知っているのなら
会うことを躊躇してはいけない。

こちらからドアをノックしないと
相手は気づいてくれない。

以前までの私は、
誰かがノックしてくれればドアを開けるけれど
誰も私のドアに気づかなければ
それでいいと思っていた。


そうしたら、
いつの間にか
当然のようにあると思っていたドアが
一つ、なくなってしまったのだ。

私の時間が無限ではないことなんて
頭では分かっているつもりだった。

けれど、本当は
何一つ理解していなかったことを思い知った。


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  date -s   "99/12/3123:59:59"
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2020年。
2000年問題で
オフィスに待機していたことを思い出す。

ひと気の少ないオフィスで
デジタル時計の表示を見ながら
アナログ時計の音を聞いていた。

この時から
どれだけの人と会っただろう。


限りある時間だから

会いたい人に、会おう。
会えない人にも、会いに行こう。
会える人には、そのつながりへの感謝を伝えよう。

ドアを探し、ノックしよう。

ちゃんと、また、会おうね。

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