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冷たい雨の日に思う、限りない言葉。

台風のニュースが流れるモニターを見ながら、午後の時間をカフェで過ごしました。店内はコロナ対策なのか、空調が強めでした。いったん上着を脱いだものの、寒くなって袖を通しながら、去年の千葉県の台風の被害を振り返る画が気になりました。

先日から、「これから自分に何ができるかを模索している」というお客様のコンサルをしています。
送っていただいた資料の文面に目を通しながら、文章から伺える様々な表情をピックアップしていました。

「過去の台風被害」と「未来を模索する」という、一見なんのつながりもない事柄が妙に気になりました。
恐らく、為す術もなく立ち尽くすような状態と、手さぐりで探すという状態の全く反対ともいい切れないけれども両端にいるような関係性が心にひっかかったのでしょう。


自分に何ができるか?
自分が必要とされるか?

新しいことにチャレンジしようとする時、この2つを考えることは必須ではないかと思っています。
どこかの企業に就職したとしても、みずから事業を立ち上げようとしたとしても、この2つを考えることは外せないはずです。

就職の場合は、マッチングが重要でしょう。
人間関係の相性、タイミング、条件、スキル、これまでの経験など。昔、キャリアコンサルタントの方が「就職は恋愛と一緒です」と言っていて、深くうなづいてしまったことを思い出します。

どんなに良い企業だったとしても、どんなにスキルのある人材だと感じたとしても、お互いに様々な条件のすれ違いで採用に至らないこともある。そんな時は自分が悪いと思う必要はないと。恋愛と一緒で、相性とかタイミングとかあるんですと。

事業を立ち上げる。起業するとなると、自らニーズを作り出したり、ニーズのある部分を探したりといった多くのリサーチと分析が必要です。


冷たい雨の日に思う、限りない言葉。

つまり、生きていくための仕事というのは、どんな選択だろうと「自分に何ができるのか」「自分が必要とされるか」を探していかなければならないと思うのです。

それは、就職が決まったから終わりではなく、起業して順調に収益が出たから終わりではなく、生きているうちはずっと考えることなのかもしれないと感じました。

終身雇用がなくなったと言ってもおかしくない時代、これは自然な流れなのだと思います。
それから、仕事という観点でなくても、「自分に何ができるのか」「自分が必要とされるか」は、恐らく承認欲求として抱えていかないといけないし、持っているべきマインドなのかもしれません。
限りなく、限りなく、自分の中で見つけていくべき言葉であると。

風は強くありませんが、冷たい雨が続いています。
明日はもっと強くなるのかな。

そんなことを思いながら、今日のnoteを閉じます。


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