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答えをどこに探しに行きますか?

答えをすぐに見つけたい

効率、スピード、お手軽、便利、快適・・・
こんな言葉がしっかり染みついてしまうと、全てにこれを当てはめてしまいます。

自分の考えや行動について、迷いがでてきたときに、本当にコレでいいんだろうか?と思うと、ついつい、誰かに答えを求めてしまうこともあるでしょう。

答えが見えず、モヤモヤするのを早く終わらせたくて、本やブログや動画を読み漁ったりするかもしれません。

答えをすぐに見つけてスッキリしたい!
その気持ちはすっごくわかりますが、それで、何だか分かった気がしてもそれは表面的で、一時的だったりします。

口コミやレビューが重要視される

気になる商品を買おうとしたときに、口コミやレビューをチェックしたりしませんか?

実際に買った人、使った人の感想によって、買うか買わないかを決めることがあります。

口コミが良かった商品だとしても、イマイチと思うこともあれば・・・
口コミがイマイチだった商品でも、自分にとっては、コレ好きだなと思う物もあります。

ショップの人の説明やおススメだと、売りたいからでしょのセールストークな気がして、敬遠しがちなところも、同じ消費者の視点の口コミやレビューなら安心な気がする。

しかし、結局は、他人の意見や感想に過ぎず・・・
だから、必ずしも自分に合うとは限らないのです。

もちろん、販売する方々はこれを熟知してセールスプロモーションされているから、口コミサイトなるものが存在しているし、ポイント付けるからレビュー書いてねというサービスをされているのです。

外に答えを求めるのは、これだけ一般的だということです。

自分で答えを探すが薄れている?

良いとか悪いとかではなく・・・
自分で答えを出すことにためらいが増えてきている気がします。

失敗したくない
間違いたくない
損したくない

そんな気持ちが強いかもしれません。
あえて、失敗や間違いは冒したくないですから。

ところが、商品であっても、自分の考えや行動であっても、何を選択するかは自分でしか決められないことです。

これにしなさい。
それはやめなさい。
そう言われて育ってくると、自分で考えて判断して決めることが苦手になっているかもしれません。

答えを外に求めると青い鳥になってしまう

答えが自分の外にあると思って、探し始めるといつまで経っても見つかりません。

何となくそれかも!
と思って、自分なりにしっくりくるように思いを落ち着かせたとしても、
また、あるときに同じ問題が目の前に立ちはだかったりします。

私もそうなっていました。
それで、自分探し、自己啓発ジプシーを20数年やってきました。

最後は、かなり焦りもあって、自分で答えを探すより、この問いに答えてくれたら、その人の使命才能がわかると言う人の高額なワンデーセミナーにまで参加していました。

当然、そこで使命才能の答えは見つけられず、もうパニックです!

答えを外に求めているから、そうなるのも当然なのですが、もう見境がなくなっていたのです。

答えは自分の中にしかない

答えは自分の中にしかありません。

自分の使命才能はもちろん、自分にピッタリあうお鍋や化粧水でさえ、誰かがいいよ。と言ったものだとしても、自分の肌質に合うかどうかは別なんです。

特に、使命才能は、何か大きなことを想定していたりすると、拍子抜けしてしまいます。

使命才能というと、すごく特別なことのように感じますが、誰かにだけ与えられたものではなく、誰にでも持ち合わせているものです。
だから、特別なものにするも、ありふれた毎日でそれを活かすもその人次第なのです。

言い換えれば、こんな傾向だよ。と言うものを、自分だったらこういう形で発揮できる。とか、こういうことで貢献してみたい。と、自在性があるものでもあります。

また、必ずしも収入に結び付く職業に直結するわけでもありません。

自分の好きが見つからない


とは言え、逆エンパスさんは、子供の頃から自分の発言で痛い目にあってきている人も多いので、自分の好き、やりたいを感じたら、すぐに蓋をしてしまいがち。

これも、長年やってくると、すでに自分で意識もないうちに脳が勝手にそう反応しているので、無自覚です。

自分の好きや、やりたいがない人はいません。

気がついていない
気づいてもすぐに蓋をする
好きややりたいことはやってはいけないと瞬時に判断する

そのどれかです。

だから、余計に見つけづらいし、外に答えを見つけたくなるし、何なら誰かに答えを言ってもらったらその通りに生きたいなんて思うかもしれません。

しかし、本当にそれで幸せになれますか?
50代に入って、もうこれ以上そんなモヤモヤした人生からは卒業したい!
と、私は心底思いました。

40代は、まだ何とかミラクルが起きるだろうと思って我慢できたことが、
もうこれ以上我慢の限界だ!!!になったのです。

自分という真実に目を向ける

自分と向き合うとは、自分に気づくことです。

自分に気づくとは、認めたくない自分にも出会います。
これを避けて通ろうとすると、絶対に前に進みません。
かえって、ムダなエネルギーの浪費をして疲れ果ててたわりには得るものナシな状態です。

強がってカッコよく生きてると思われたかった私にとっても、自分と向き合い自己受容していくって、ラクな作業とは言えませんでした。

しかし、通過してみたら、このおかげで何十年のモヤモヤがどれほど解消されたことでしょう。

進化の途上なので、まだコレあったの?と思うほど、自分の真実の姿を突きつけられることが多々あります。
めっちゃ、人のこと羨ましがってる自分
めっちゃ、無力感で押しつぶされそうな自分
めっちゃ、さみしい。母親の愛情をたっぷり感じたいと思う自分
どんくさいし、ポカミスするし、忘れ物多いし、超ビビり―だし・・・
それらは、逆エンパス気質だった影響が多分にあることがわかりました。

これまで、自分のダメさに、愕然としていたけれど、気質だったらしょうがないと開き直ったら、すごく楽になりました。

そして、自分の欠点だと思っていたことが、いまでは利点となって仕事に活かせています。

真実を見るのってすごく怖いけれど、見つめてみるとそこに隠された可能性が見つかります。

それを、すぐに簡単に効率よく・・・
なんて、見つけられなくても仕方ないよな!
って、気がしてきませんか?

だから、答えを急いで見つけようとするよりも、自分と向き合いを続けていくことで絶妙なタイミングで答えが、ふっとわいてきたりするのです。

これまで、あまりやらなかった方法かもしれません。
でも、これがいいんですよ。ホントに!
ぜひ、意識して自分の中に答えを見つけに行きましょう!

期待すると、大体期待外れになりますから
真実の自分は、何を教えてくれるのだろうか?と楽しみにする感じがおススメです♪

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