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新年度は、隕石衝突から始まった。

こんにちは。コラボレーターの板谷です。
今年の1月から、オンライン都市令和市で暮らしています。
(誰でも無料で令和市民になる事ができます。興味がありましたら下記からどうぞ!)

4月1日の3時33分、令和市のニュース速報で、「3時33分頃、令和市公民館に隕石が衝突した模様。今後の情報に注意してください。」と言うアナウンスと下記の画面が表示されました。

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その後、市内の広域避難場所、もしくはその他の施設へのアナウンスが流れてきました。その中には、私の運営する「ゆかりの部屋」も含まれていました。

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ゆかりの部屋


目覚めた瞬間、「隕石が落ちてきていて、私のオンラインルームが避難場所の1つになっている」と言う非日常。ゆかりの部屋に入っている人の中には、そもそも「ゆかりの部屋」が「令和市」の中に含まれている事を知らない人もいます。

そこで、「ゆかりの部屋」はオンライン都市令和市内にある事と合わせて、令和市内のニュース速報を共有しました。

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そして「本日から新年度、新しい生活の方も多くいらっしゃるかと思いますが、どうぞお気をつけて💕

ゆかりの部屋は、避難場所です。

隕石やそれに伴う暴動、なんらかのストレスなどに見舞われた際には、
是非、お気軽にお越しくださいね✨

それでは、本日も味わい深く素敵な1日を!」と言う事を伝えました。

令和市には市民が勝手に記念日を作り、記念日を意識して暮らすための
「令和市ごよみ」と言う独自の暦があります。
4月1日は、「虚が実に成る日」でした。

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「年度はじめですし、『夢を叶える宣言日。』にしても良いですよね〜😊✨

ゆかりの部屋を時々ご覧頂いている方は既にご存知かと思いますが…

世間のコロナ禍を受け取りつつ、私自身は至ってマイペースに日々を過ごしてきました。

隕石や職場異動などの外部変化を適度に楽しみつつ、マイペースに、日々の幸せや嬉しかった事を愛でながら1日、1日を味わい尽くして欲しいと思っています💕」という事も合わせて伝えました。

そこで、今年度の夢や今年度の抱負を何人もの方が言葉にして伝えてくださいました。

他の避難場所。令和市民大学では、美味しそうな炊き出しが振舞われていました。「炊き出しは十分な量ありますので、順番守ってマナーよく並んでいきましょう」と言う学長の掛け声に、市民の皆さんも、したがったり、繰り返し並びながら平和な世界が広がっていました。

テントの写真や特製料理、飲食店からの炊き出しと言う事で写真を提供してくださる方なども!

しさく公園では、花見やくつろぎ空間が広がっていて、綺麗な花や自然の写真が溢れていました。

ふぃろとゆかいな仲間たちでは、隕石が落ちたと言う噂の真実を確かめるべく調査部隊が現場を目指していました。

市民の人の反応は、隕石が頭に直撃してしまった人や、不安を感じている人など、様々でした。虚構の世界かもしれませんが、人との交流やそこで感じた感情は本物。非日常が訪れた時の自分のあり方に改めて出会えたように思います。

夕方になると、「隕石衝突後の未来をどうするのか?」の投票が行われました。最初は二者択一のはずが、様々な項目が付け加えられていました。
最終決定は下記の通り。
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【令和市防災無線 0:14】

最新の情報をお伝えいたします。

•令和市では、隕石衝突のあった4月1日と、何事もなかった4月1日がどちらも存在していたことになりました。

•現在、元々の公民館と蒸発後の公民館の跡地の両方がある状態です。

•公民館跡地にはやく何か建て、祭りで歓迎することが決定いたしました。
元々令和市なんてなかったパラレルワールドの存在を知覚したまま
このまま令和市の歴史は続行されます。

みなさま、本日はおつかれさまでした。
明日からも素敵な充実した令和市ライフを。

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3月31日の令和市は、「出鱈目の日リベンジ」だった事もあり、エイプリルフールの予行練習をそれぞれがしていました。だからこそ、当日、リアルタイムでそれぞれのペースで楽しむ事ができたのかもしれません。

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出鱈目とは言っても、そんなに突拍子もない事って考えつかないもので・・・自分の思考の枠が試されますよね。それぞれの発言に個性と言うのか、それぞれのインプットの方向性が垣間見えます。

「架空の空間で、架空の話をそれぞれが乗っかっている・・・?」
と言うのは一見不思議な世界で、意味が分からない人には分からないものなのかもしれません。ただ、そこで、感じた気持ちや、交わしたやりとりの温度感は、本物なんですよね。

リアルタイムで、いきなり投下された出来事を活かして、皆んなで共有しながら楽しく遊ぶ不思議な遊び。今回は隕石でしたが、人生の縮図のようにも感じます。
今まで経験した中で1番楽しく印象に残るエイプリルフールでした。

私自身、これまで、オンラインサロンやコミュニティに関する場所を数多く運営してきました。大抵、代表や責任者、NO.2位のポジションを担っています。様々な試行錯誤を行い、セミナーなどにも随分と参加しましたが、自分の枠を超える事は難しいと感じています。

令和市は、コミュニティ運営を各地でやってきている経験者の方も複数いらっしゃるので様々な知見や観点を実践の場で得る事ができるのも学びになっています。事例としてではなく、日々、一緒に企てに参画できたり、観点を得られると言うのはかけがえのない体験です。


令和市爆誕の背景の1つは、2020年のコロナ禍を通してオンラインでのコミュニティが村社会化し、別のコミュニティと断絶していく危機感です。
だからこそ、コミュニティを超えた多様な人達が令和市民になっています。

村ではなく、敢えて「市」にしているのも緩やかさの度合いが「村」よりも「市」ではないか?と言う判断です。(実際、小学生から60代の全国各地に住む、多様な人達がフラットに関わっています。)


全て無料と言う事もあり、気軽に人を誘う事ができます。
また、コミュニティはどうしても運営者との相性が大切になりますが、
緩やかな受け皿があるので、たとえ、私と異なるタイプだとしても、大丈夫です。さらに、令和市の中で、友達同士が知り合うと言う効能もあります。


今回の資料や令和市のロゴマーク・・・。
何一つ私の作ったものはなくて、優秀な方々が制作してくださったものばかりです。ロゴマークは、森倉ヒロキさんの作品です。

森倉さんは、令和市民大学の中で、市民の声をヒアリングする講座を作ってくださいました。また、完成した際にはプレゼンをして背景の想いを伝えてくださると共に、デザイナーの仕事の一端に触れさせて頂きました。

隕石衝突情報や様々な資料は、サカキさんの力作です。
令和市の中だけでは勿体無いと感じ、外の世界に出しました。
(元々、令和市の情報は誰でもオープンに見られるのですが)

令和市で起きている事、令和市で取り組んでいこうとしている事。みんなが令和市と言う舞台をキッカケに、色んな未来を引き寄せています。今回の隕石の衝突も、市民の1人から見た世界であり、神の立場で落とした人やその他、それぞれの立場や見え方で全然異なる世界が広がるとみています。

平安時代の日本人は、現実世界と眠っている時の夢の世界の2つを持っていたと言われています。日常世界を「世界の全て」と思わずに、令和市のようなオンライン生活を持っておくと、生きやすくなるのではないかとみています。

それでは、本日も味わい深く素敵な1日をお過ごしくださいね!

サポートして頂いた暁には、その費用を次のコラボレーションの原資にしていく事で、より良い社会を創っていきます。 コラボレーターの活動を通して、社会的孤立感を無くしていきます!!