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ひとりごとに注意せよ!

自分の犬とのコミュニケーションでは、遠慮せず、威張り過ぎず、先回りし過ぎず、放置もし過ぎないなど、バランスが重要です。

声だけ大きくても、心に届かないとスルーされます。

無視しているというより、人間の言葉と気持ちに整合性がないと犬には理解しにくく、理解できない時には自分の欲求に従って動く犬が圧倒的に多いからです。


平常時の対話がきちんとできていなければ、不測の事態になったときの呼び戻しでどんなに大声を出しても犬には届きません。

日常生活における対話がどのくらいできているかがとても大切なのです。

犬にかける言葉が独り言になっていないか、客観的に考える習慣をつけてください。

例えば仕事の愚痴を一方的に聞かせたり、思い込みによる一人芝居や、赤ちゃんトークなどを行っていないか。

そういうときの人の声はすべて犬にとってはBGMとなり、いざという時の飼い主さんの言葉すらも単なる音にしてしまうリスキーな行為です。

ご自身を見直して、該当するところがあれば修正していきましょう。

コミュニケーションとは、双方向でなければ一方的な独り言になるといういたってシンプルな法則です。

呼び戻しや行動の抑制も、トレーニングや日々の生活での意思疎通がきちんとなされているかどうかによって、リアクションが変わります。


バカな犬も、内弁慶も、ビビりも、犬見知りも、人が作った妄想です。

犬は賢い動物ですから、こちらが正しくコミュニケーションを図り、正しい行動を教えてあげられれば理解してくれるはずです。

諦めずにやるべきことをやっていくと、必ず愛犬とのコミュニケーションが取れるようになるので、諦めずにいきましょう。

アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
https://ameblo.jp/yukari-touchheart

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