髪の毛の話

先日、ロングになりかけの髪をショートにしようと思い立ち美容室にむかった。
私にしては珍しく髪先の重さや形まで色々突き詰めて考えて行った。

結果、私はミディアムヘアで家に帰る事になった。

美容師に、要望を伝えられなかった訳では無い。
むしろガンガンに写真を見せながら今までで一番伝えようとしたと思う。
それでも、私はミディアムヘアで帰る事になった。

理由は三つ。
一つ目、伝えた美容師さんとは違う方が切ることになった事。
二つ目、卒業の前撮りを近々すると伝えた事。
三つ目、切る方が中々落ちる事がないと言われている美容師免許の試験に落ちたと話された事。

一つ目は、大人数で捌いていくスタイルの作業を採り入れている所なので、何となく察してはいた。
一緒に縮毛矯正もかけたかったので安価な所を選んだので、致し方ない。
出来るなら同じ人が良かったけど!本当に!

まあ、ここまでは分かる。私も分かる。
ただ、この交代で来た人が私には本当に許せないしもう髪を委ねたくないと久しぶりに思った。

前振りが長いのですが、二つ目。
髪を触りながらどうするかの相談をする時に、ショートにしたい、ただ前撮りの時に髪を纏めやすいように表面は荒らさず長めに作って欲しい。と伝えた。そうしたら、その人は髪を持って、

「前撮りあるんだったら髪切っちゃ駄目ですねー切っても肩ぐらいまでです」

いやいやいや…笑
話聞いてたかなこの人。私前撮りのイメージも出来てるから言ったんですけど。ショートの子の素晴らしく可愛いアレンジ見つけて、自分に合わせるならって色々シュミレーションしてきたから大丈夫なんですってば。

まぁ、それに写真は長く残るし、親御さんの意見もありますから長めに切りましょうね。

なんですか、そのもうはなからショートにしない(=この場合要望全無視)話し方は…君接客中だよね…?
いわゆる社会経験ない私でもこれは(アカン)ってことは分かるぞ…。

それと私は親と相談済みだし、そもそも私の髪は私の自由に決めていいはずだし、長く残るものだからこそ最高に可愛くして望みたくて今ここに来て居るんですけど。最高にポテンシャル引き出すために考え尽くして来たオーダーしたんですけど。

あぁ、きっとこの人の中では「女の子は《オトナ》や《男》に媚び売って可愛がられる存在である(ゆえに髪型も自分の好みより周りからの評価を重視するべきである)」っていう考えが無意識な所まで染み付いているんだろうなぁ、と感じて気分が悪くなりました。

ここで色々諦めてとりあえずミディアムにさせて、その後やっぱり気に入らないからショートに、って言う作戦に切替えました笑
いや、今だから笑えてるけどその時本当に本気。

三つ目、もう雑談してる時にしっぽ出してくれて良かったと思いましたよね。勿論ストレート合格者だけが良いとは言わないし、落ちたタイプの人気スタイリストとかもいるんだろう。
しかし、ほとんど落ちない試験に落ちたって自分から言って来られた時に

あ、この人に任せなくて正解だった

って思わせてしまうのは最悪の失敗だと思うのです。笑い話に上手く出来るならいいんですよ、安心出来る話ぶりなら。
それが出来ないなら客の心の穏やかさを保つ為にもしないでくれ…。
私は上記の通りで既に疑心暗鬼だったから変わらなかったかも知れないけど…。

もう書くのに疲れてきてしまったのでここらで終わりましょう。
今度はお金掛かってもちゃんと作品撮りとかしてる人のところに行きます。

ちょうど矯正かけるし、ショートにする最高の機会だとおもったんだけどなぁ…。
気持ちの切り替え出来たらヘアアレンジ楽しみます…。

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