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元教員の頭の中あれこれ

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教育時代に感じていたこと、今の教育現場に対して思ったことなどを自由気ままにお話します。
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#中学校の先生

SPOT TEACHERにかける思い

まずは私の自己紹介として… 私には“先生を応援する活動家”として先生を辞めてからやりたかったことが3つあります。 今回はこの3つ目の “SPOT TEACHERを立ち上げた思い”について紹介したいと思います。 1. 立ち上げようと思った経緯 私は先生をしていて大前提として “授業をすることが大好き” でしたし、とても大切に思っていました。 子どもたちの「できた!」「わかった!」を引き出すために、できるだけ“楽しくて分かりやすい授業”を毎日心がけていました。 おそ

わたしは初任で癌になった③

Instagramで前回の投稿を行った際に、驚くことがありました。 ほとんどの先生方が『がん教育』があることを知らなかったのです。 自分の自治体では当たり前のように癌教育が行われているのに、場所を変えれば全く行われていない自治体があったのです。 そのどちらが正しいとかは私にはわかりません。 ただ投稿後、コメントやDMに様々な声が寄せられました。 コメントは一部ですが、癌の専門医でもない先生方が「がん教育」の授業をすることに不安を感じていることが伝わってきます。 とっ

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わたしは初任で癌になった①

生涯で日本人の2人に1人がなると言われている癌。 なる比率は年齢が上がるほど高くなると言われています。 そんな癌に私は30代前半でなりました。 若年性の癌でした。 少し暗い話、もしくは遠い話に聞こえてしまう人もいるかもしれませんが、“先生という職業の方にこそ知ってほしい”のであえて発信しようと決めました。 1. 病気が見つかるまで 私のインスタをずっと見ていただいている方はわかるかもしれないのですが、私は家庭の事情で講師歴が長く採用が少し遅かったです。 その分採用され