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新入社員のTELハラ問題を解決するには先輩の”よりそい”が大事なのでは

「新人なんだから真っ先に電話にでるのが仕事」

最近ネットやテレビのニュースでTELハラという言葉を目にしました。
”電話ハラスメント”のことらしいです。
今風のいいまわしですね。

・新人なんだから、誰よりも先に電話にでなさい。
・3コール以内に出なさい。

電話がなっても「新人の仕事だから、早く出なさい」と言わんばかりの、無言の圧をかけ、なかなかでないと「えっ?でないの?」「新入社員研修で習ったでしょう?」の視線がとぶらしいです。

なんだか、わぁーわぁーと騒いでいるように感じますが、これは今にはじまったことではありません。どの時代の新人であっても、同じ経験があるはずです。
若かりし頃の自分を思い出しても、やはり電話はドキドキものでした。

だって、会社名もわからず、社内の人の名前、部署名、顔も覚えていないのに、緊張しないわけがありません。
わたしなんか、電話が鳴ると、他の仕事に集中するふりをしてなんとか電話にでないようにと、ごまかしていたものです。

今はメールが主流なので、電話がかかってくる頻度はかなり少ないのではないでしょうか?
そのため、場数を積もうにも、難しいでしょうし。
なにより、職場がシーンとした中で電話にでるとなると、かなりの緊張感が走るのではないでしょうか?
静かな分、声が筒抜けですからね。

そんな中、「早く取りなさい!」なんて言われたら、余計に萎縮してしまいます。
おまけにマスクをしているので相手の声は聞き取りにくいし、ますます電話は苦手になるばかりでしょうね。


じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?

私なりに解決法を考えて見ました。
 
1.先輩は、時代背景の違いを認識しておく。
2.新人さんが電話にでる”理由”をきちんと伝える。
3.”理由”は新人さんが、理解するまでしっかり伝える。
4.メリットを伝える。(仕事を早く覚えるためなど)
5.困ったら、即助っ人できる安心感を保つ。

”理由・メリット”とは
・仕事をおぼえるため
・できることからするため
・相手の社名を覚えるため
・コミュニケーションになれるため、など・・。

この5つを、丁寧に、しっかりと押さえておくと、新人さんは乗り越えていけるのではないでしょうか?

誰だって新人だったことがあります。
先輩だからこそ、寄り添ってあげる余裕をみせたいものです。



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