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なかなかのハードボイルド『悪霊狩猟団・カウンターズ』

★★★★★★☆(星6つ)
ネタバレあり

今、猛烈楽しく視聴中の『社内お見合い』に出演されているキム・セジョンちゃんもカウンターズの一人。
彼女の出演youtubeとか色々見ていて、さらに大ファンに。
そのつながりで、このドラマを知り、見てみました。

1.あらすじ

韓国の人気WEBマンガを実写ドラマ化した本作は、昼は知る人ぞ知る人気店「姉貴麺屋」の従業員、夜は悪霊と戦う特別な力を与えられたカウンターと呼ばれる人たちの活躍を描く。幼いころに両親を事故で亡くした高校生のソ・ムンは、カウンターの一員となり、強い力を持つ悪霊と戦うことになる。

シネマトゥデイより抜粋

※ 最近、あらすじを自分で書くのが面倒になってきました。てへ。

2.原題:驚異的な噂

「今、何見てるの?」→「悪霊狩猟団・カウンターズ」
って言うの少し恥ずかしい、長いし。
と思っていましたが、韓国の原題は『驚異的な噂』だそうです。
また出た、日本に入っておかしなタイトルに変わるパターン。
「噂→ソムン」で主人公の高校生「ソ・ムン」にかかっているそうな。
せめて、原題の後に副題でも良いのでは?と思います。はい。

3.友情

ソ・ムンは5歳の頃に、警察官の両親と祖父母の家から帰る途中で、事故に遭い、両親は亡くなり、ソ・ムンも足に重傷を負い、片足が不自由になってしまいました。
それ以来、男女二人の親友(ウンミンとジュヨン)がずっと一緒に支えてくれました。
カウンターズのメンバーになったら、足を治してもらえるという条件があり、足が良くなって親友たちがものすごく驚きます。
でも、理由を話してはいけないので、話せない。
秘密を抱えるソ・ムンに対し、それでも彼を信じ、強くなっても心の傷の深い彼を支え続ける。
「彼らは僕の両親だった」というセリフがあり、泣けます。

4.感想

ヴィンツェンツォ(ソン・ジュンギ主演)を何となく思い出させる。
ソフトにした感じ。
戦うシーンも多く「え?その人が」という人が死んじゃうし、かなりハードボイルドで終始ドキドキします。
悪役も怖い。
でも、韓国ドラマって本当に主人公を取り巻く脇役がいいですよね。
カウンターズも個性派揃い。
韓国のバラエティ『知ってるお兄さん』にカウンターズの三人がゲスト出演していました。(チョ・ビョンギュ、ユ・ジュンサン、キム・セジョン)
まだドラマを見始めたばかりでしたが、主役のソ・ムン役チョ・ビョンギュもキレッキレのアクションを披露していてビックリ。
高校生役でしたが、その時25歳とか。
どこかで見たことあるなぁ、と思っていたら、スカイキャッスルに子役として出演されていたようです。
カ・モタク役のユ・ジュンサン、ト・ハナ役の私の一押しキム・セジョンもアクションがすごい。
そして、カウンターズの母、チュ・メオク役ヨム・ヘランさんが良い。
『トッケビ』でチ・ウンタク(キム・ゴウン)のひどい継母役かと思えば、『椿の花咲く頃』でヒロインを困らせる眼鏡士の妻・弁護士役でガラッと違った姿を見せたり。
カウンターズでは傷を癒せる能力を持っています。
あと、ソ・ムンを育てている祖父と祖母(おばあちゃんは認知症気味)
祖父役の方は「アイリス」で見たことある。
おばあちゃん役の方は、たぶん『サンガプ屋台』で主人公の友達を助ける、生前に徳を積んで天国でとても位の高い地位にいる人の役だった気がする。
こういう発見もおもしろいですよね。
ストーリーも良く出来ています。
シーズン2もあるようです。
でも、またあの悪役が復活しちゃうの?と思うと怖いわぁ。



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