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建築巡礼5

小笠原資料館
設計:妹島和世
建っている場所:日本

長野の飯田市駅からにバス揺られる事20分ほど、林の中に突如として出現するガラスの箱。小笠原資料館は日本の女性建築家妹島和世設計だ。直方体のガラスの箱が浮かんでいるように見えるがよく見ると直方体の長辺が微妙な曲線になっている。
妹島さんは余白を追求する建築家だと思う。均質さを打ち破るズレを組みこむ事で、余白が生まれ、空間が生まれる。そのズレを探しだす為、大量の模型をデッサンするように作り、例えるなら李禹煥の絵画における一点を探しだしているのだと思う。


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