見出し画像

継承と失伝と

酒井日香先生による超次元占星術の講座が始まり、酒井先生の豊富な知識量に圧倒されながらもその面白さに夢中になっている。
酒井先生の情熱もさながら、その師である門馬先生やドイツのエバーティン一家などに思いを馳せる。脈々と受け継がれてきた占星術の知恵、身を危険に晒しながら己の研究を続けていた古の占星術師に感謝と敬意の念は絶えない。

自分はこの社会の片隅の奥の方にあるようなものに興味関心が湧く。片隅の奥の方にあるものは一般的ではなく理解され難いので、時代によっては弾圧されるのだろう。継承は口伝オンリー、伝承人の死去や失踪、時代の変化で失伝した教えも星の数ほどあるのだろう。

教えを守り続けることは重要なのだろうか?
優れた師に出会うことは難しく、また師が優れた弟子に出会うとも限らない。

その昔武術の先生とそんな話をしたことがあって、先生は
「失伝してもいいんですよ。また新しい人が現れてアカシックレコードから情報を得るから」
というようなことを仰った。

アカシックにアクセスできる人はかなり限られてるようだし、そんな怪しい未来に託すよりはなるべくなら良き教えを代々残した方がいいのでは(゚ω゚) と当時のわたしは思ったが、そんなものなのかもしれないと今は思う。

わたしの習っている陳式太極拳の歴史を遡っても、元々陳家の家伝として伝わってきた実戦武術だったが、文化大革命(1966〜76)の後に一般化されてからは健康的な運動や競技と化してしまい、本来の体の使い方を伝えられる人は絶滅危惧種となっているようだ。

そもそも、武術を実践する必要がない(なんなら傷害罪でGO TO牢屋)現代先進国において、努力して強さを求めようと思う人が減るのは自然の流れ。その代わり健康法としての浅い普及は凄まじい(ヨーガも健康に取り入れている人は沢山いるがガチヨギには出会わない)

浅い普及が悪いとは思わない。
が、浅いことの弊害とは占星術なら悪徳商法。決めつけ星ハラスメント。
ヨガや武術なら間違った体の動かし方による故障。

じゃあアータは真の強さを求めてやっているんですかと問われると、不思議なことに太極拳と練功を進めていけばいくほどに闘争心や力みが消え、静かで平和な心を得るようになってきたので、虎を得に虎穴に入ったらハチミツをもらって出てきたプーさんのような心境です(はい?)

合気道の植芝盛平翁先生(戦時はバリバリの武闘派)が説いた和合の道もそういう流れだったのだろう。

道を極めた人の陰があっての平和という言葉と
たまたま平和な生に恵まれた人の言う平和とは言葉の重みが違うと思うので

文革前の警察がろくに機能していない荒れた時代に生まれた老師から教わる太極拳はありがたく尊いし、実戦経験豊かなギラギラの武術マスター達が最終的に丸くなり愛や平和や静を説くというのもまた面白い。

おそらく、どの教えでもこれからの世代にはこれからの世代に必要なエッセンスが残り、いつの世も大衆化の陰に少数派がおり、失伝したり改変されたり、新たに何かが生まれたりするのだろう。

また、何かを熱心にやっているとその分野の指導霊?霊的補助がつくという噂も仲間内で囁かれている。
地球人へのサポート体制はバッチリなので、我々は先代への感謝を忘れずに、安心して目の前の勉強に精を出しましょう♪

師の師の師の師匠・陳発科老師(強そう)
同じく師の×4、胡耀貞老師(気功の父)
17人の師匠からそれぞれ宗教や医や武を教わったという伝説の治療家
穏やかそうに見えるが実は最強説がある
霊能エピソードも多々あり、非常に興味深いお方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?