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2021年1月に読んだ本

1 ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

ジェームズ・クリアー (著), 牛原眞弓 (翻訳) 形式: Kindle版

メモ

少しでも良いので良い習慣を毎日続けると、複利式に良い方向へ進む。単調に進むのではなく、良くなった自分に良い行いをかけ算していくので、途中からぐい~んと上向きに良くなっていく。逆に悪い習慣を毎日続けると、複利式に悪い方向へ進む。単調に進むのではなく、ある日を境にどんどん悪くなる。例えば、健康で言えばこれが「病気になる」ということなのかもしれない。または「たいしたことないと思っていたのに、急変して悪化」など。
英語の勉強をずっと続けていて、ある日突然耳に入る単語が分かるようになるとか、ギターの練習をずっと続けていて、ある日突然弾けなかったフレーズが弾けるようになる瞬間がある。あれだな。
成長曲線が変化しない期間は、ただ、ひたすら、その部分を我慢してやり過ごせばよいのだけど、人間、まさにその期間に諦めてしまうらしい。本書では、諦めてしわないようにする工夫、取り掛かりやすくする秘訣などについて書かれている。

この本を読んで実践してみていること

二分間ルール
変わりたい!と思っている時は興奮が抑えきれず、つい大きく始めてしまいがち。でも、そんなに大掛かりなことにしない。新しい習慣を始める時は、二分以内にできるものにする。私は読書の習慣を付けたいという生徒にこの「二分間ルール」をすすめた。今年は読書をするぞ!と張り切っている生徒はつい、無謀な目標を立てがち。読書の習慣がないのに、週に1冊だ!2冊だ!となってしまい、続かない時にがっくりと自信をなくしてしまう。でも「1日1ページ(2分)でも読めたら達成できたことにする」とすれば、その子は年末こう言っているに違いない。
「今年は毎日読書ができました!」

理想の私だったらどっちを選ぶか
なりたい自分を思い描く。この本ではアイデンティティと表現している。もし、彼女だったら、ランチにはどちらを食べるかしら。もし、彼女だったら、タクシーで行くかしら? もし、彼女だったら、どっちの服を買うかしら?
この方法はなりたい自分に複利的に近づくとても優れた方法のように感じる。効果が実感できるまで続けてみようと思う。ちなみに、現在私の憧れはBLACK PINKのLISAで……理想が高すぎる件。(笑)

2 心理的安全なチームって、どうやってつくるの?

岸野道子 (著) 形式: Kindle版

メモ

友人が出版したというので購入。購入と言っても、KindleUnlimited会員は無料。ま、無料でもkindleは著者に払うしくみがあるので、気になったものはどんどん読み漁る。
さて、30分で読み終わってしまって、若干物足りない感じ。でもエッセンスとエビデンスがぎゅーーとつまっていて、本文中にあるワークショップやセミナーについて、どういうものなのかを受け止めつつ読み進めると面白いと思う。ストレングスファインダーについては、私も事業に活用していることもあり、読者にとってはもっと具体例が知りたいかもしれないと思った。

この本を読んで実践してみようと思うこと

その場を離れる
ネガティブなことを言っている人がいたら、言われた方も、言っている人も、そして周囲にも、悪影響。特に共感性が高い人は、皆のためにもその場を離れるべきという点について、学びがあった。
私はあまり共感性が高くない。人の心の痛みが分からないわけではないのだけど、自分にも他人にも厳しく、大変な目に遭っている人を見ても「それくらい自分でなんとかしようよ」と見てしまう癖がある。もちろん、そんな人を放っておけない思いも人一倍強いのでややこしい。この本では私の役目が分った。共感性が高くてつらくなっている人を、そこから引っ張り出すこと。これが私のできることだ。

3 自分の頭で考える日本の論点

出口治明 (著) 形式: Kindle版

メモ

議論百出の22論点。あなたはどう考えますか。
◇日本の新型コロナウイルス対応は適切だったか
◇新型コロナ禍でグローバリズムは衰退するのか
◇日本人は働き方を変えるべきか
◇気候危機(地球温暖化)は本当に進んでいるのか
◇憲法9条は改正すべきか
◇安楽死を認めるべきか
◇日本社会のLGBTQへの対応は十分か
◇ネット言論は規制すべきか
◇少子化は問題か
◇日本は移民・難民をもっと受けれるべきか
◇日本はこのままアメリカの「核の傘」の下にいていいのか
◇人間の仕事はAIに奪われるのか
◇生活保護とベーシックインカム、貧困対策はどちらがいいのか
◇がんは早期発見・治療すべきか、放置がいいのか
◇経済成長は必要なのか
◇自由貿易はよくないのか
◇投資はしたほうがいいか、貯蓄でいいか
◇日本の大学教育は世界で通用しないのか
◇公的年金保険は破綻するのか
◇財政赤字は解消すべきか
◇民主主義は優れた制度か
◇海外留学はしたほうがいいのか

これら22の論点について、まずはファクト、そして出口先生の考え、最後に自分の頭で考えようと思考のヒントが載っている。教科書のよう。

この本を読んで実践してみようと思うこと

私は、自分のインターネット塾で、小学校5年生の冬から時事問題に取り組んでいるが、一般的な参考書より、出口先生の解説の方がいいように思えてならない。この本は小学生には難しいので、かみ砕いて伝えることができたら。

4 親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる

友田 明美 (著)

メモ

虐待とまではいかないにしても、厳しい言葉で育児をしたり、子どもの前で夫婦喧嘩したりした場合、心だけでなく脳も傷ついているという衝撃のデータが。

この本を読んで実践してみようと思うこと

悲劇は繰り返すは本当だった。しかし、人間というものは悲劇を止められる。毒親に育てられた人は、自身も毒親になってしまう可能性が高い。でも、そこを止められるのが「教育」なのだと思った。私は止める人になろう。

5 痩せたければ食べなさい 44歳サラリーマンが3ヶ月で10kgラクに痩せて鬱も治した物語

UMAカツマ (著)

メモ

なんだか知っている話が多いと思ったら、「勝間塾」の塾生の本だった。しかし、この方の凄いところは、本人の体験談で「腸活で鬱が治った」という点。人間、表も裏も皮一枚といいます。心も体も食べたもので出来ているから。

この本を読んで実践してみようと思うこと

食べてはいけないもの3つ、食べたらいいもの3つを実践。ただ、食べたらいいものは、きちんと分類できていない感じは否めない。でも、とにかく実践してみよう!と思えたのは自分の体験を書いているからかな。

6 人は話し方が9割

永松 茂久 (著) 

メモ

最近、話し方に興味を持っているので読んでみた一冊。別に芸人さんや噺家さんのように話が上手くなくていい。そういうプロではなく、普通の会話で好かれる人になるコツ満載。

この本を読んで実践してみようと思うこと

★話し上手な人は、余計なひと言を言わない
 マウントしがちな私には良い教訓だった。相手が話したい方向に持って行くことが大事。
★人は「笑わせてくれる人」より「一緒に笑ってくれる人」が好き
 なるほど。たしかに。横に並ぼう。

7 自分のアタマで考えよう

ちきりん (著)

メモ

「今さらちきりん?」って笑われた。私もなんで今まで読んでこなかったのか不思議。多分、アイコンが苦手だったのかも(笑)←そんな!
ちきりんさんは、こういうことを繰り返してきたから頭がいいんだわ!っていまさら分かった。存在は知っていたのに、彼女のブログも全く読んでなかった。今さら読み直している。

この本を読んで実践してみようと思うこと

本当にそうなのか、本当はどうなのか、資料をそろえて、そしてデジタルを全部オフって、その資料と向き合う。完全に自分だけで、自分のアタマだけで向き合う。

8 真・億万長者思考 貧乏・無理心中・無期停学・銃まで向けられた少年が「起きた出来事をすべてプラスに解釈する」と決めたら幸せなお金持ちになった

竹井 佑介 (著)

メモ

Amazonのお勧めで出てきたので読んでみた。タイトルからは思いつかない波乱万丈の人生をつづった本。その時々の彼の誠実さと謙虚さの選択で、社会投資家へ。友人の視点から書いている様子も、すごく共感が持てる。

この本を読んで実践してみようと思うこと

神様に感謝をするということが、本当に大事。ありがたいと思うことを書き出して言語化することって、真面目に大切なのかも。

紙の本5冊が全部読みかけ。目が泳いじゃって読み進められない。それはこんな理由。

紙の本、来月はどれか読み終わっていますように(笑)

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