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自分に全部投資している若い息子が羨ましかった件

昨日、一昨日と、ちょっと用があり、弾丸ツアー的に鹿児島まで行ってきました。出発の朝は3時起き、夜帰宅したのはてっぺん(0時)回る感じの2日間。体のあちこちが痛く、ガタガタです。この「体がガタガタ」っていう感覚は、なってみるまで多分わからないと思うんですけどね。私もまさか、そんな時がやってくるとは、若い時は全く思っていませんでしたね。途中で温泉に2回入ったんですけれども、それでも疲れが取れず、今は腰が最高に痛いです。そういう状態の時に、何か新しいことをしようとか、調べようとか、探ってこようとか、そう思ってもなかなかできないんですよ。だから「若いうちに苦労しとけ」っていう言い方になるんです。年取って苦労しても得るものは腰痛だけだからさ、でも最近の若い子は、ヘタレでが多いんで、なかなかそんなことを言うおばさんを有難いとは思ってくれないよね(笑)

鹿児島には20代半ばの息子が住んでるんですけど、久しぶりに会って、色々話をした時に、話の流れから仮想通貨のことになり「いくら持ってる?」みたいな話になりました。その時息子は「そういうことは一切解約した」と。前職の時に買った仮想通貨も株も全部解約したし、不動産も買ってない。今は全部自分に投資してるって言った時に、我が子ながら、かっこいいと思ったんですけど、それと同時に、めちゃめちゃ羨ましくて。

やはり若者は、自分で投資した時に帰ってくるリターンが大きいんですよ。例えば息子は、仕事で鹿児島に来た時に、職業柄、鹿児島のことをとにかく知らないといけないと。で、時間もお金もかけて、鹿児島の名所は全部訪ね、歴史を調べ、名産品は全部買って食べてみて……ということしたそうです。例えばさつま揚げも、ただ食べてみるだけではなく、どこの会社のものにどんな特徴があるのかとか、どんなこだわりを持ってるのかとか、製法がどう違うのかとか、毎日毎日、3食ともさつま揚げを食べて研究したそう。なんか、そういう若いエネルギーというか、そこまでする感覚というものを、大人はどうしても持てなくて、一番要領のいい方法を考えてしまう。人に聞けばいいとか、ググればいいとか、そんな感じで手を抜いちゃうんですけど、若者って、エネルギーがあり満ち溢れてるので、手を抜かなくても全部できちゃうんですよね。会いたいと思った人にも全て会いに行ったそうです。本当、羨ましいと思いました。

若い人は信じられないかもしれないですけど、50過ぎると、なんかもう少し楽な方法はないかなって、すぐにそういう思考回路になっちゃうんですよね。ついつい、自分の足とかエネルギーを使わない方法を選んじゃう

だから、まだそうなっていない若い人は「若い」という利点を生かして、自分に思いっきり投資して、大きなリターンを得てほしいなって思います。
ポイ活とか、要約サイトやYouTubeで物事を知るとか、そういうことじゃなくって。あっちのお金をこっちに動かして、差で儲けるとか、あっちの知識をこっちで書いて、差で儲けるとか、そんなことじゃなくて、体力があるうちに、自分に投資しまくって、本を買いまくって読みまくって、人に会いまくって行動しまくって、食べまくって試しまくって、大きなリターンをつかんでほしい。

そんな私に息子は

「ま、母さんもさ、やらないよりもいいんじゃない?50代で色々やっとけば、80の時に『やってよかったな』って思うんじゃない? 仮想通貨だって今やっとけば、80になった時に『やっててよかったと』か『やらなければよかったw』とか、結果が出てるんじゃない?」とのことでした(笑)

今日もがんばろ。

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