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生徒が主体の新しい学校。果たして日本で真似ができるか?

今日はこのイベントに参加した。

ある学校を撮影した映画の鑑賞会と、その学校に通う生徒とコーチのライブインタビュー。

ワンストーンは、アラン・ゴットリーブ(『America Succeeds』の2017年版報告書『Age of Agility』の共著者)とトム・ヴァンダーアーク(『Getting Smart』のCEO)の両氏により、米国で最も先進的な学校のひとつに挙げられている。

『 Rise: Voice of a New Generation (立ち上がれ、新世代の声) 』は、アイダホ州都ボイジーにある理事会の2/3が高校生という非営利団体、ワンストーンの物語である。生徒の情熱から始まる社会貢献活動、Project for Good (良い社会のためのプロジェクト)に取り組む放課後プログラムととして2008年にスタートしたのち、高校生からの強い熱意により、全日制のラボ・51高校が2016年に立ち上がった。本作品は、高校立ち上げの2年目である2017年から2018年にかけて撮影され、アメリカで最も先進的な学校のひとつに選ばれたこの学校を立ち上げた生徒とコーチの道のりを記録している。新しい道を模索する生徒たちによって運営され、彼らの声(ヴォイス)が教育と世界の未来を形作る、全米で唯一の学校の物語である。自分らしく社会に貢献し、ウェルビーイングを維持できる大人を育てるための準備機関として相応しい高校のあり方だけでなく、大人が高校生を信じることで駆動する大きな成長へのイメージができる作品である。

イベントページより

色々書きたいことがあるのだけれど、私が一番勉強になったのは、コーチ(教師とは呼ばない)の大人が、子どもたちの小さな変化をサポートし、本当に興味のあることに自然と導く姿。指導なんかいっさいしない。
最初は、言われたことだけをすればいいという従来の教育に慣れきってしまった子供たちが、少しずつ変化していく様子が実に人間らしく、教育とはこうあるべきものだということを痛感した。また地域の大人と密接にかかわっているところが興味深い。

私も縁あって、コミュニティスクール委員として学校教育に携わっていて、今年から、不登校支援にも乗り出すつもり。そんな私に「だいじょうぶ。あなたもできるかもよ」と言ってもらえたような映画、そしてインタビューでした。


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