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AI を扱えるおばちゃんでよかった

文章力養成コーチの松嶋です。

今日は避難訓練でした。主催者側です。かなり気温が高い中の訓練だったので、なかなか体力を消耗しましたが、怪我人もなく無事に終了できたこと、ほっとしています。その話はまた今度ね。

今日の避難所訓練では、100人以上の方が参加してくださり、様々なフィードバックを受け取りました。
なんと、アンケートを作るのを失念していたので(大反省)私は参加者の皆さんに、スマホ片手にインタビューをして回りました。音声データが取れたので、それを AI に 文字起こししてもらいました。さらに文字起こししたものを、また別の AI に投げ入れて、回答の多かったものから、箇条書きにして要約してもらいました。

さらに今日は、中学生のボランティアが20人以上来てくれたので、その子達からも感想の文章を受け取りました。こちらのほうもAI の力を借りて、手書きの文章をテキスト化してもらい、さらにそれを別の AI に投げ入れて、重複していることもあるし、独自の意見を出している子もいるので、それらをジャンル別に要約して、多い順に並べてほしいとお願いして、やってもらいました。あっという間に、それぞれ、A4で1枚ずつにまとまりました。

今夜の反省会で、それらを見て、自分たちの反省点も加え、もう一度議論します。そして、議事録を取るのはやめて、録音して、またその音声を AI に読み込ませてみたいと思っています。

アンケートのような、一次情報を1枚1枚見ることは、とても大切です。一流の雑誌社や新聞社でも、実は、はがきのアンケートなどの一次情報を大事にしている会社があるとも聞きます。ただ、そのような膨大な1次情報から、じゃあ私たちは次に何をどうすべきなのかということを汲み取るのはなかなか難しいものがあります。また、どうしても読み方に偏りがあるため、自分の改善したいところだけに注目してしまうこともあります。「こんな意見が多かった」など、本当に多かったかどうか計算していないのに言ってしまうこともあります。

こういう場合は、やはり AI の力を素直に借りて、フラットに処理をしてもらい、そこから先は、人間がこれらをどうするのかという行動、そこから先の行動は、人間にしかできないのかもしれないと思いました。

でね、こういうAIを使った作業をサクッとすると、みんなはとても驚くんですけれども、それはたまたまです。避難所運営のような地元の人間中心の組織に、AI に慣れている人が少ないだけで。ほんとたまたま私のようなAIに抵抗がない人がポンと入ったこと。

いざという時、地元力を活かせるようなマニュアルを作るため、そのための会議に受けての資料作成に、AIに抵抗がない人が、簡単になるように手伝う。それでいいのかと。

私は、地元の人たち全員に AI を使えるようになってほしいとは思っていなくて、民生委員さんとか、自治会役員さんとかは、むしろ、この AI がまとめてくれた資料を利用し、どのように形にしていくのかというところに、その地元力を注力してほしいです。

つくづく、AI を扱えるおばちゃんでよかったと思いました(笑)

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