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2021年2月に読んだ本

2月はなんと5冊しか読んでいない💦
今月前半はclubhouseにはまってしまい、耳がそっちに取られてしまった。少し反省。活字読まなきゃって言っていたくらいなのに、耳読タイムさえ取られてしまった。

1 習慣化大全

古川武士 (著)

メモ

行動の習慣、思考の習慣、感情の習慣、環境の習慣の4つに分けた65のスイッチ。「自分の乗せ方」を考え、ピンと来たものから取り組んでみよう!とある。「これで習慣化したよ」という人の成功談が自分に合わない時もあるよね。こんだけあれば、どれかスイッチ入りそう。

この本を読んで実践してみていること

私の場合は、何かを続けられているとしたら、それは「楽しい」から。でも、ゲームじゃないのよね。競争や試練が嫌いだから(笑)
仲間を巻き込むことで続いている朝活は、楽しいのもあるけど、むしろ「責任感」でしてる。これも私のやる気スイッチ。人それぞれ。
何か習慣化したいことがあったら、私は、この「楽しさ」と「責任感」をセットにしようと思う。

2 親の脳を癒せば子どもの脳は変わる

友田 明美 (著)

メモ

先月読んだ本の続編。三世代にわたるマルトリートメントの影響などの実例もたくさん。マルトリートメントとは、結局「虐待」のこと。でも「虐待」と言ってしまうとイメージが固定されていて、私は違うからと言ってしまう親もいるとのこと。子どもの手を叩くような、明らかに「暴力」のことを「これはしつけです」とか言い出す親もいるので、言い方を丸めながら専門的にした感じ。厳しいしつけとか、子どもの前で夫婦喧嘩をするとか、パチンコやスマホに夢中になって子どもを放置するとか、全部これです。
私が一番驚いたのは、「団塊の世代」がずっと傷ついているという件。この世代は、親世代が戦争に行っている。心を病んだ世代の子どもが、マルトリートメントを受け、様々な問題を親から引き継いだ可能性があるとのこと。思春期にストリートファイトをしていた世代は、若者の暴力、中年の暴力、最近では老人暴力、老害。これ、年表みたいにたどるとちょうど「団塊の世代」のことらしいんですね。で、その人たちの子どもがまた現在、自分たちの子どもにマルトリートメントをしていると。
この悪の連鎖はどこかで断ち切らないととのことで、この本を執筆なさったそうです。

この本を読んで実践してみていること

私にできることは親のケアですね。とりあえず、私の生徒だけでもケアしていこう。大学で心理学を学んでいるので、その延長で何か資格が取れないものかしら。ちゃんと勉強したい。

3 クラブハウスをはじめるときに必ず読む本

イケダハヤト (著)

メモ

さすがイケハヤさんです。こういう本は早い者勝ちですね。勝ちって儲けた!とかそういう意味じゃないですよ。もしかしてイケハヤさんのことを知らないclubhouse初心者層に名前を知られたということです。
clubhouseは既に疲れたという人が現れ始めているくらい急速な展開でしたね。このタイミングで、サクッと読める本は需要がありました。確かに、何年も残っている本だとは思わないし、急いで作ったのでclubhouseのすべてを網羅し続けるわけでもないけれど、初期に読むのには非常に価値の高い本でした。ぱちぱち。

この本を読んで実践してみていること

この通り、色々してみましたし、ビジネスの可能性については、イケハヤさんの感覚通り感じています。ビジネスの種類による相性もあるので、副業をたくさん抱えている私は、色々試行錯誤していこうと思います。

4 壊れた脳生存する知

山田 規畝子 (著)

メモ

著者は、3度の脳出血で重い脳障害を抱えた外科医。自己分析が医学的で興味深いです。ユーモアもあるし、知恵もある。素晴らしい。

この本を読んで実践してみていること

ちょっとこの本の主旨からは外れるかもしれないのですが、自分の健康を甘く見ないってことが大事だと感じました。また。先生には男のお子さんがいらして、その彼が3歳の時に、母親である彼女が倒れたシーン、救命病棟の待合室のソファでぽつりといたこととか、最後の「おわりに」で息子さんにあてた手紙だとかが、やたらと私の涙腺を緩めました。でもね、こういうどこで人に刺さるか分からないポイントが結構たくさんあって、読む人、誰もが心動かされると思います。

5 不自由な脳

鈴木大介 (著), 山口加代子 (著)

メモ

最近お仕事を一緒にしている鈴木大介さんの本を再読。心理職の山口加代子先生との対談を書籍化したもの。高次脳機能障害や失語症のある人の支援職として、心理職の重要性がよく分かります。
私は、小金井市で高次脳機能障害の会「いちごえ会」に支援者として会員になっています。顧問の上田敏先生も、心理職の重要性をよくお話されます。
いわゆるリハ職とは違い、専門職としてプロの知識を「心理」的に支える仕事が、彼らが孤独に陥らないためにも必須だと感じます。

この本を読んで実践してみていること

上記の「いちごえ会」では、中央大学の緑川ゼミの学生さんが、研修会や懇親会にいらっしゃいます。実は私も心理学の出身。彼らの未来に期待。というわけで、私はこの本を学生さんたちに紹介しようと思います。

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