見出し画像

未来への動線が見えた!!振り返りの意義

私は、友人主催の振り返りコミュニティに参加している。そもそも、その友人は、某コミュニティ在籍時に振り返りのイベントを始めた人で、私も初回から参加していて、もう8年になる。そのコミュニティは随分前に退会したけれど、このイベントだけが続いている感じ。

振り返りの意味

振り返りは、過去を振り返るだけでなく、未来の計画を立てるためにする。というか、未来ために過去は振り返るものであるべき。

もう8年になるんだという話から、過去の記録を探したら、ずばり2016年の今日のEvernoteがヒットしたので、引っ張り出して晒します(笑)

2016年12月18日記事
「未来への動線が見えた!!」

昨日、5時間という超ハードなイベントに参加しました。
「2016年を振り返る!一年総棚卸し大会」
自分のこの1年を、「40人のビジネスパーソンが絶賛した『1年の振り返り』完全マニュアル」を参考に、振り返ります。

https://careercompass.doda-x.jp/article/240/

まずは、準備です。振り返りシートの記入。私はここに3日間費やしました。自分の手帳を振り返り、大きなイベント(出来事)を書き込んでいきます。そして、そのイベントを通じ、何を学んだか、そしてそれを受けて、その後どう行動を変えたかも振り返ります。そうすると、その時期に注力したことが浮かんで見えてくるから不思議です。

キーになる人物も書き込んでいくのですが、これがおもしろい。この一年で出会った人は何十人もいるのに、キーパーソンはたったの5人でした。

そして、もっと面白いのが、当日、自分の1年を振り返り、チームの中で語るのですが、他の人からの質問に答えていくと、実はもっとキーパーソンが多いということに気づかされるのです。これが、シートを共有する醍醐味です。この点については、のちほど。

今年(2016年当時)の大きな流れとして、3つのことをピックアップしました。

1 SEO対策への偏見の払拭

「事業の中身が良ければ、顧客は自然に付くもの。SEO対策なんてしなくていい」と思っていた以前の私。ここでSEO対策専門家Kくんの登場。また、一回り年下の女性YさんとMさんと二人の少し手厳しい助言により「ん?私誤解している?」と気づき始めた。その段階で開催した私の講座のアンケートで、「講義内容は素晴らしい。強いて言えば髪の毛をなんとかして」という回答に動揺(笑)
すると、そのタイミングで、コミュニティ内で「美」に関するイベントが立て続けにあり、そのイベントに参加することで、トータルコーディネートを学んだ。
それらがSEO対策の真意とつながっていることを勉強会で悟ったのです。
顧客のニーズに合致するキーワードを、ただたんに散りばめるのではなく、意図をもって、文脈の中で、使用する。その結果、顧客獲得に直結するということなんですね。

2 自分の役割の発見

あるカップルの結婚式をコミュニティ内で執り行おうというチームのリーダーの一人になったのだけど、どうも、リーダーという立ち位置が自分に合わない。なんかしっくりこない。初めてそう感じた。
小さいころからずっとリーダー的役割を担うことが多かったので、自分とはそういう人間だと思っていたのだけど、このイベントを通じて、初めて、自分の役割はこの位置ではないのかもという気づきがあった。(結婚式は大成功)
では、私は人と何をするのが良いのかと考えていたさなかに「チームルパン三世」というキーワードがコミュニティ内で出てきた。少人数、スキル提供、それでチームにとっての最大の成果。こういうチームで働くことが、自分には向いていると気づいた。

3 自分のタグ

私が今年出版した本には、すごい副題がついている。

クチコミにもあるし、コミュニティ内でも「処刑」という言葉については、ずっと対応を困っていた。実はこれをタイトルにしたのは私ではないが、決定したのは私。ずっと不安定な気持ちを抱えていた。
今年は、コラムを書きたいという長年の夢が実現。しかも大手出版社のwebで。その時、私の文章は「多少上から目線」「強気」なのが良いと、編集者に後押しされた。そう、私が本来持っている「強さ」を全面に出して良い!とプロの人に言ってもらえたおかげで、自信を取り戻し、ちょっと刺さる、ちょっとクセのある、引っかかるからこそ記憶に残る記事が書けるようになった。

振り返りスタート

さて、こんな自分なりの振り返りを4人一組で振り返ります。

一人の持ち時間は1時間。これが意外とあっという間。他の3人に分かるように説明をするということで、自分の一年を再度言語化していきます。一人で振り替えるのが一度目。そしてそれを人に説明するのが二度目です。
質問もばんばん受けます。絶対に否定はせず、シンプルに質問です。
「どうしてそうしたの?」「それを受けて、次に何をしたの?」
私は十分一人ブレストをしたつもりだったのですが、こうして質問を受け、それに答えることで、またまた新しい発見がありました。

また、それらを紙にどんどん書いていくと、なんと、書き忘れたことがあるのに気づきます。あんなに考えて書いたはずなのに!(笑)

そう、人に説明することで、あとからでも重要なことが出てくるんですね。
みなさんご存知だと思いますが、ひとりブレストでも、チームブレストでも、本当に重要なことは、出し切ったと思ったあと、終盤で出てきますよね。この時もそうでした。

私の場合、置き忘れた「和」への気持ちが、国語教師の根っことつながっていること、児童教育へとつながっていること、
始めてみたものの、ほったらかしになっている、noteやInstagramで「食」に関することを伝えたいという気持ちが重なりました。

流れが見えたので、あとは、来年それを拡大させ、行動あるのみなんですが、同じグループのTさんの振り返りをした時に、「春夏秋冬理論」が出てきたのですが、その春夏秋冬理論で、この1年はどうだったのだろう?とこらえ合わせをしてびっくり!今年は「冬3年目」だったんですが、あまりに当てはまりすぎていて、読んでいて震えが止まりませんでした。

冬3年目のあなた「真の問題と闘う」
自分自身の道を得て、「争い」を通じて違いを生みつつ、オンリーワンを歩んでいく。「争い」とは、自分の強いこだわりや、真の問題と闘うこと。それらの困難から目をそらさずに、真正面から闘いを挑むのが課題。

以前の私なら、これだけ読んでも、ピンと来なかったと思います。「ああ、そうなの?そうかもね」くらい。雑誌の占いのところを見て「そんな一年だったかなあ」くらいな(笑)

でも、ガッツリ振り返る準備をして、人に自分の1年を説明してという過程を経ると、本当に「読んでいて震えが止まりませんでした」になるんです。

ああ、この1年、闘ったわ!闘った!自分とも他人とも!
7年間も、我慢しながら付き合った人と、手を切ったことにより、代わりに憧れの人と繋がりが強くなった事件もあった。
小さなトラブルからも、けして目をそらさず、とことん取り組んできた!
あまりに真正面過ぎて、相手が怖かったかもしれないけど、自分を大事にして自分の思いを正直に伝える方が、最終的には一番良いんだということも学びました。

「自分を大切に出来ない人は、人を大切になんてできない。」
そんな意見も、他の人の振り返りの時に口から飛び出したんですが、
その人に自分の感想を話す時も「あ、これ、自分に言い聞かせてる……」と感じていました。

3回振り返る

そして、こういうイベントの時、私は必ずと言っていいほど、イベントレポートを書くのですが、これがから、3回目の言語化になるわけです。

このイベントは「棚卸し」とあるように、棚にあるモノの数を数え、コトを整理し、来年不要なもの、来年必要な物が見えてくる。

本当に良いイベントでした。
今年、色々なイベントに参加したけれど、このイベントの意義はとっても大きかったです。
Mさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
そして、私にとって、また一人キーパーソンを思い出すことになった素敵なお弁当を作ってくださった、Mさん、ありがとうございました!

以上、2016年のイベントレポートより

2016年の振り返りを今読んで

この年始めたことが、今でも繋がっていますね。たとえ、そんなに会わなくなった人であっても、ずっと縁が切れずに、遠い場所からの視線として感じつつ、がんばれています。
ただ懐かしいっていう感覚ではなく、その後どうなったのか、今の私は知っているので、なおさら「2016年にこれをやっておいてよかったよ。ありがとうね」と昔の私に言えることも多いですね。

今年の振り返りも今月中にします。その時には、普段よりちょっと「未来」「来年」を意識してみようかと思います。振り返るだけとは違う、未来への動線が見える、そんな振り返りを意識して。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?