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911

あの日のことは、今でもはっきり覚えている。午後9時46分(11日という日付も、46分という数字も、東日本大震災と不吉な一致ですね)旅客機がニューヨークワールドトレードセンターの北棟に激突したというようなニュースから始まった。「大変な事故が起きたわ」とニュースを見ていたら「二機目が南棟にぶつかった」となり、テレビは、もはや偶然ではないことを報じ始めた。

私は一睡もせず、ずっとテレビを見つめ、何故こんなことになっているのか理解しようとした。

その年の数年前、私はアメリカの塾で働いていたのだけど、ニューヨーク校の生徒の家族が犠牲になった。

アメリカ同時多発テロ事件(アメリカどうじたはつテロじけん、英: September 11 attacks)は、2001年9月11日(火)の朝にイスラム過激派テロ組織アルカイダによって行われたアメリカ合衆国に対する4つの協調的なテロ攻撃。9.11事件(きゅういちいちじけん)と呼称される場合もある。
一連の攻撃で、日本人24人を含む2,977人が死亡、25,000人以上が負傷し、少なくとも100億ドルのインフラ被害・物的損害に加えて、長期にわたる健康被害が発生した。アメリカの歴史上、最も多くの消防士および法執行官が死亡した事件であり、殉職者はそれぞれ343人と72人だった。また、この事件を契機としてアフガニスタン紛争 (2001年-2021年)が勃発し、世界中でテロ対策が強化された。

Wikipedia

衝撃的なシーンを含むので閲覧注意。でも、もし、知らない人がいたら、まず、Wikipediaを読んで、大丈夫だと思ったら、注意しながら、ゆっくり見てほしい。知ってほしい。

こんなひどいことは、絶対にあってはならないが、これを引き起こしたのは人間だということも忘れてはならない。

人類滅亡の脅威は、もう、隕石の衝突でも、大地震でも、火山噴火でもなく、人間自身だと思う。もちろん自然災害は大変なことだが、防ぎようがなく、操作もできない。だから備えるしかない。
でも、環境破壊とテロは、人が起こしているものなので、止められるはずなのだ。

よく、エラーは、人にはなくシステムにあるというが、環境破壊とテロは人間が原因だ。私はそういう原因をなくすためにも、教育って、本当に大事だと思っている。生徒達にも、きちんと伝えていきたい。

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