911
あの日のことは、今でもはっきり覚えている。午後9時46分(11日という日付も、46分という数字も、東日本大震災と不吉な一致ですね)旅客機がニューヨークワールドトレードセンターの北棟に激突したというようなニュースから始まった。「大変な事故が起きたわ」とニュースを見ていたら「二機目が南棟にぶつかった」となり、テレビは、もはや偶然ではないことを報じ始めた。
私は一睡もせず、ずっとテレビを見つめ、何故こんなことになっているのか理解しようとした。
その年の数年前、私はアメリカの塾で働いていたのだけど、ニューヨーク校の生徒の家族が犠牲になった。
衝撃的なシーンを含むので閲覧注意。でも、もし、知らない人がいたら、まず、Wikipediaを読んで、大丈夫だと思ったら、注意しながら、ゆっくり見てほしい。知ってほしい。
こんなひどいことは、絶対にあってはならないが、これを引き起こしたのは人間だということも忘れてはならない。
人類滅亡の脅威は、もう、隕石の衝突でも、大地震でも、火山噴火でもなく、人間自身だと思う。もちろん自然災害は大変なことだが、防ぎようがなく、操作もできない。だから備えるしかない。
でも、環境破壊とテロは、人が起こしているものなので、止められるはずなのだ。
よく、エラーは、人にはなくシステムにあるというが、環境破壊とテロは人間が原因だ。私はそういう原因をなくすためにも、教育って、本当に大事だと思っている。生徒達にも、きちんと伝えていきたい。
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