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【銀行口座開設】ウリ銀行での銀行口座開設・チェックカード作成と開設時の注意点

💁‍♀️このnoteはこんな方におすすめ 

  • 韓国での銀行口座開設について知りたい方

  • ウリ銀行での口座開設について知りたい方

  • 延世大学韓国語学堂に通う方

  • 銀行開設の際に必要なものを知りたい方


韓国では外国人登録証が完成すると銀行口座の開設が可能になります。以前はパスポートでも開設できるところがあったようですが、今回私が開設した延世大学の敷地内にある“우리은행(ウリ銀行)”では、外国人登録証が必須でした。韓国で生活する上で本当に外国人登録証って大事だな…と日々感じています。
また、別の日に友人について新韓銀行で口座開設の流れも見てきたので、ウリ銀行との違いも少しご紹介できたら思います!ぜひ最後までご覧ください 


💡このnoteからわかること 

  • ウリ銀行(延世大学敷地内)での口座開設の流れ

  • 口座開設に必要なもの

  • 口座開設時の保証金について

  • 口座開設時の注意点

  • 新韓銀行での口座開設について(番外編)


外国人登録に関しては別の記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください!


⚠️
以下でご紹介する口座開設に関する情報は、銀行の種類や支店の場所によって異なる可能性がございます。口座開設のタイミングによって全く同じ銀行・支店であっても変更になる可能性もございます。最新情報については各銀行店舗にてご確認ください。


ウリ銀行での口座開設を決めた理由

日本にもいくつか銀行があって一番最初の口座開設は悩んだ記憶がありますが、韓国の口座開設をする時もどこにするか迷いました…


🏦ウリ銀行にした決め手

  • 学校の敷地内に支店があって窓口に行かなければいけない時にすぐ行ける

  • 日本に支店がある

韓国でよく目にする有名な銀行は日本に支店がある銀行が多いです。万が一何かあった時のために日本に支店のある銀行にしました。同じく日本に支店がある新韓銀行も、延世大学の隣の梨花女子大学内にあり距離が近めで「スマホアプリが使いやすい」と韓国人の友人が話していたので候補に入れていましたが、最終的には語学堂から一番近いウリ銀行に決めました!


(銀行に行く前にカードの種類を色々調べていたのですが、後でそれは無駄だったことがわかりました…)



チェックカードと口座開設

チェックカードとは

チェックカードは、《キャッシュカード》《デビットカード》が一緒になっているカードをいいます。日本でも同じようなカードがあるので慣れている方もいらっしゃると思います。また、日本のクレジットカードのことを、韓国では《信用カード》といいます。
チェックカードがあればATMから入出金ができますし、お店での支払いやインターネット通販の支払いも可能です。


✅交通カード機能を追加できる

チェックカードを発行すると、そこに交通カードの機能をつけることができます。公共交通機関を利用した金額は後で銀行口座から引き落とされる仕組みです。韓国留学当初はT-moneyカード機能がついたWOW PASSを利用していたのですが、残高がなくなったら駅で毎回現金チャージをしていて少し手間でした。今後は、利用前にT-moneyへのチャージの必要がなくなります!万歳!
ウリ銀行では月に1回、翌月に銀行口座から交通カード利用料金が引き落とされます。交通カード機能だけ信用カード(クレジットカード)の支払いに似ています。
いつも買い物で使っているチェックカードを、公共交通機関を利用する際にそのまま機械にかざせば、その分だけ交通カード利用分となって翌月引き落としになるなんて、すごい仕組みだなと一人で感動していました。


(日本で言う《デビットカード》《キャッシュカード》《交通カードSuica(後払いクレジットカードver.)》が1枚になっている感じです!)


もちろん「交通カードは別で作ってあるから交通カード機能は不要」という場合は、チェックカードのみのカードで作成ができます。(ソウル市内で使える交通カード“기후동행카드”がありますが、私は利用頻度が高くなく元が回収できなそうだったので購入していません!)

🚌기후동행카드の詳細はこちら NAVER🚌


口座開設流れ

持ち物

  • パスポート

  • 外国人登録証

  • 語学堂在学証明書(外国人登録申請時に学校から発行してもらったものを再利用しました)

  • 現金350,000ウォン(チェックカードに交通カード機能をつける場合)

  • 携帯番号(スマホ)

    ※必要なものは変更する場合があるのでご注意いただき店舗での最新情報をご確認ください。


申請書類の記入からチェックカード受け取りまで

延世大学の敷地内にあるウリ銀行は、これまで外国人の口座開設対応を沢山されてきたからか慣れている印象がありました。以下で全体の流れをご紹介します!


STEP1:窓口の前に口座開設申請書を記入

銀行に行ったらまず、外国人用に準備された申請書記入方法の見本をもとに、口座開設の申請書を記入します。書いてある文章をそのまま写すように指示されたり、サインするように言われたりしますが、わからない部分があれば入り口の近くにいる受付の方に聞けば大丈夫です!

📢⚠️
記入する申請書に「月の送金上限金額を10万円にする」と書かれた欄がありました。延世大学のウリ銀行で口座開設をする場合は、最初から月の送金金額の上限を10万円に設定できました。


STEP2:窓口で説明を受けながらタブレットにサインをする

自分の順番になったら、窓口の方に持参した必要書類などを渡します。
口座開設・チェックカードの発行・チェックカードに交通カード機能をつけること、希望することを伝えると窓口の担当者の方が手続きを進めてくれます。何度かタブレット上でサインを求められたり、暗証番号の設定を求められたりしますが、それ以外は基本待ちの状態です。チェックカードの特典や気になることがあれば都度聞くことができるので、疑問点はここでも解消できます!

📢⚠️
私の時は作成できるチェックカード(交通カード機能付き)の種類は1種類のみで他は選択できませんでした。※支店や状況によって異なるのかもしれませんので詳細は窓口でご確認ください


STEP3:チェックカード(仮)を受け取る

全ての手続きが終わると“チェックカード(仮)”がその場で発行されます。なぜ“仮”なのかというと、交通カード機能はすぐに付与することができず、交通カード機能付きの新しいカードが発行されるまでの“仮”のカードだからです。“仮”のカードは、新しいカードが発行された後も返却の必要はなくチェックカードとしてそのまま利用できます。

💳受け取ったカードは以下のカードです💳


STEP4:新しいカード(交通カード機能付き)を受け取る

交通カード機能のついた新しいカードができるとカカオトークにウリ銀行から連絡がきます。連絡が来たら窓口に行って新しいカードを受け取り完了です。受け取るだけなのでお金はかかりませんでした。

💳受け取ったカードは以下のカードです💳

(私より早く入学し同じ延世のウリ銀行で口座開設をした友人は、上記とは別のカードを受け取っていたので、こちらも状況によって変化する可能性があります。)

⚠️
言われた通りに書類を書いて言われた通りにサインをしていくので、何のためのサインなのか聞かないとそのまま過ぎ去っていきます。不安な方は一つ一つ確認するのが良いと思います。簡単な説明をしてくれます。


ウリ銀行のアプリ

口座開設の際、窓口の担当者さんがウリ銀行のアプリの設定をしてくれました。韓国人の方向けのアプリ(1枚目)と外国人向けの外国語対応アプリ(2枚目)です。韓国人向けのものもわかりやすいので使えています。チェックカードを買い物で利用すると数秒で利用通知がスマホに届くので安心です!



口座開設時の注意点

✅交通カード機能をつけるには保証金が必要

延世大学の敷地内にあるウリ銀行は、銀行口座を開設後、チェックカードに交通カード機能も持たせるには保証金が必要な銀行です。(※外国人用の案内用紙に記載されていました)保証金は現金で35万ウォン必要で、この保証金は口座を解約するまで手元には戻りません。自分の口座には入っているけど手をつけられないお金です。銀行の窓口の担当者さんは「留学が終わって口座を解約して帰る時に手続きをしたらその場で現金で返す」と仰っていました。

ちなみに新韓銀行(서대문역지점)へ友人について行った際は、交通カード機能のついたチェックカードであっても、保証金はありませんでした

銀行に口座開設に行くとそのまますぐ開設の流れになりやすいですが、延世のウリ銀行の場合「一度開設すると半年間は解約ができない」と説明があります(聞いたら答えてくれたので聞かなかったら知りませんでした)。
保証金の有無やカード特典について話を聞いてから口座開設をしたいという方は、店舗の受付の方にその旨を伝えてから窓口に行くのが良いと思います!


✅店舗によって口座開設できない場合がある

※ここでは新韓銀行について記載しています

元々新韓銀行での口座開設も考えていたのですが、銀行ならどこの店舗でも作れるものではないと学びました。新韓銀行で口座開設した友人について行った際の話をしたいと思います。


初めに行ったのは学校からも近い신촌駅近くの“신한은행 신촌지점(新村支店)”でした。入り口の受付の方に口座開設をしたいと伝えると「ここでは学生の口座開設ができない」と言われました。신촌は色々な学校が集まっているところで学生の対応は断っているとのことでした。

次に行ったのは新韓銀行の“신한은행 명동지점(明洞支店)”です。口座開設の時言葉がどこまで通じるか不安だったので、日本語対応が可能なスタッフの方がいると聞き行きました。すると入り口の受付の方に「日本語対応はVIPのお客様のみ」と言われました。他にもたくさんお客さんがいたのでその対応になったのかもしれませんが「口座開設くらいなら通訳いなくてもできる」とのことで、待ち時間も長くなりそうだったので店舗を出ました。

(以前他の留学生の方のブログでは、明洞で日本語対応してもらったと見た気がしたので、タイミングが良ければ対応してもらえるかもしれません。)


次に行ったのは新韓銀行の“신한은행 서대문역지점(西大門駅支店)”です。延世大学が서대문구という地域にあったので行きました。店舗に入ると待合のお客さんがおらずすぐに順番がきました。そのあとはウリ銀行同様説明を受けて何度かサインをして口座開設が終了していました。この店舗ではその日のうちに交通カード機能付きのチェックカードが発行されました。


新韓銀行 西大門駅支店では、外国人が交通カード機能付きのチェックカードを発行する場合、選択できるチェックカードの種類は1種類で、下記カードが発行されていました(2024年3月時点)。詳細は下記ページからご確認ください。また、交通カード機能をつけない場合のチェックカードの選択可能種類については、窓口にて直接ご確認ください。

📢⚠️
新韓銀行の場合店頭では毎月の送金限度額が30万ウォンと説明がありました。送金金額の変更をご希望の場合は変更方法を店舗にてご確認ください。


✅携帯電話番号が変更になった場合は窓口に行く

銀行口座を開設した後、場合によっては携帯電話番号を変更する方もいらっしゃるかと思います。携帯電話番号が変更になった場合は、銀行の窓口に行って新しい電話番号を申請する必要があります。延世大学の敷地内にあるウリ銀行の方によると「変更はすぐにできるので携帯電話番号が変わったら早めに来店して」とのことでした。携帯電話プランの変更を検討されている方はご注意ください!


日本の通信プラン契約、韓国の通信プラン契約については別記事でまとめているのでぜひご覧ください!



銀行へは時間に余裕を持っていきましょう!

口座開設に大体40分くらい時間がかかりました。お客さんの多さによって待ち時間も異なるので、そこを考えるともう少し長くなる場合もあるかもしれません。銀行口座開設の後に何か予定がある場合はご注意ください。

口座開設をしてチェックカードを使い始めてから少し経ちますが、不便さは何も感じていませんし、ウリ銀行のスマホアプリも使いやすいです!カード紛失十分に注意して生活します(^^)

最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた次のnoteでお会いしましょう 

⚠️
今回ご紹介した口座開設に関する情報は、銀行の種類や支店の場所によって異なる可能性がございます。口座開設のタイミングによって全く同じ銀行・支店であっても変更になる可能性もございます。最新情報については各銀行店舗にてご確認ください。


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